iPhoneの組立委託先工場のCEO、次世代iPhoneへのワイヤレス充電機能搭載を明言

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iPhone7-7Plus

Asian Nikkei Reviewによると、AppleのiPhoneの3つの組立委託先工場のうちの1つ、ウィストロン(Wistron、緯創資通)のロバート・ファン(黃柏溥)CEOが、今秋にも発売されるとみられている新型iPhoneの5.5インチモデルに防水機能とワイヤレス充電機能があること、そのためにこれまでと違ったテストが必要だと発言していることがわかりました。

ロバート・ファンCEOの発言は以下の通りです。

次期iPhoneの組み立てプロセスは、前世代からそれほど変わらないものの、防水やワイヤレス充電などの新機能に対する異なるいくつかのテストが必要で、防水機能のために組み立てプロセスを少しだけ変更しました。

ウィストロンは5.5インチ版の新型iPhone【iPhone 7s Plus】の組立を受注したとみられていますが、その5.5インチ版が防水機能とワイヤレス充電機能を備えているのであれば、当然ながら同時に発表されるとみられる4.7インチモデルの【iPhone 7s】や、10周年記念アニバーサリーモデル【iPhone 8(iPhone Edition、iPhone Xとも)】もその機能を備えているのは間違いないと思われます。ワイヤレス充電機能はiPhone 8だけの特権、というわけではなくなったようですね。

ウィストロンはAppleの3つのiPhone組立委託(OEM)先工場のうち、もっとも小さい企業です。3社とも台湾企業ですが、最大は有名なフォックスコン(Foxconn、富士康)で、あのシャープを買収した台湾ホンハイ(Hon Hai、鴻海)の中国大陸での企業名です。次に大きいのがペガトロン(Pegatron、和碩)となっていますが、最近ウィストロンはインドで現地販売用のiPhone SEの製造を受注するなど、かなり積極的に動いている印象です。

ただ、ここに来てCEOがこのような発言をしてしまったことは、サプライズを重視したいために新機種の情報については秘密主義を貫いているAppleにとってはマイナスでしかないといえます。今回のCEOの”暴露”発言が今後Appleとウィストロンとの関係にどのような影響を与えるのかが少々心配です。

しかしペガトロン、ウィストロンと聞くと、私の世代ですとテレビアニメのトランスフォーマーのサイバトロンとかデストロンとかを思い出してしまいます。。

記事は以上です。

(記事情報元:Asian Nikkei Review via 気になる、記になる・・・

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