次世代iPhone【iPhone 8(仮称。iPhone Edition、iPhone X、iPhone Proとも)】は、フロントから物理的なホームボタンがなくなるといわれています。となると、消費者の関心は、AppleはこれまでiPhoneではiPhone 5sの時代からホームボタンと一体化させてきた従来の指紋認証システム【Touch ID】を【iPhone 8】ではどこに移動させるのだろう、ということに集まってくるのは必定です。
【iPhone 8】には顔認証システム【Face ID】が導入され、【Touch ID】に代わるものとして利用されるという噂もありますが、【Face ID】は環境光などの制限があると使えないという問題もあり、やはり【Touch ID】の方が使い勝手がいいのではないでしょうか。
そんな中、デベロッパのGuilherme Rambo氏が、iOS 11 beta 6のコードを解析し たところ、以下のようなコードを見つけました。そのコードによれば、【iPhone 8】のTouch IDは側面の細長い電源ボタン(スリープボタン)に設置されるというのです。
Rambo氏が発見したコードの意味としては、D2xデバイス(iPhone 8のコードはD22とされています)がSOSなど緊急連絡を発信する時の方法が解説されているとのことです。これまではボリュームボタン(恐らく+)と電源ボタン(スリープボタン)を押し続けるというものでしたが、iOS 11 beta 6ではその方法が変わり、電源ボタンを5回押すという方法になったとのことです。
そうなると、なぜiPhone 8だけそのような方法になったのか、という疑問が湧いてきます。電源ボタン(スリープボタン)を長押しすれば電源を落とすメニューが現れていましたが、その機能に何か変化があったでしょうか?もし変化がないとしたら、Appleはなぜその機能を別にしたのでしょう。そこでもし【Touch ID】を電源ボタンと一体化させる、となれば全て辻褄が合うのです。
しかも5回押すという操作をしなければSOS緊急電話はできないため、誤動作を防ぐことも可能です。
またRambo氏は、iPhone 8に搭載されるTouch IDは全く異なるものという新しい発見もしています。
ちなみにRambo氏はまだ存在しないiPhoneの機種IDも発見しています。iPhone 10,1/10.4がiPhone 7sとなりそうで、iPhone 10,2/10.5がiPhone 7s Plusということになりそうで、そしてiPhone 10,3/10,6がiPhone 8となるのではないかとみられています。
記事は以上です。
(記事情報元:WeiPhone)