iPhone4のiOS4.0.1への復元(&ダウングレード)まとめ(2010.9.12更新)

  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

※(2010.9.12追記)
どうやら以前書いていた方法は作業が1〜2個多かったようです。
以下にできるだけ簡単な方法を書きます。
もしそれでうまく行かなかったら、一番下の方にある方法を試してみてください。

—–本文—–
<対象>
iPhone4のJailbreaker(脱獄フリークさん)向けです。
現時点(2010.9.12)でiPhone4上でJailbreak可能な最新バージョンiOS4.0.1への復元についての覚書。
現在は新しいiOS4.0.2→iOS4.1が出たので、
通常のiTunesからの復元では現在より古いバージョンに戻せません。
ということで、以下に手順を。

あくまで僕がうまくいきましたよ、ということだけなので、
参照のために。
自己責任でお願いします。
基本的に質問は受け付けませんので、あしからず。

<僕の環境>
・端末: iPhone4 US版(SIMロック)
・母艦: Macbook MB467
・iTunes:Ver.9.2.1
・Tiny Umbrella: Ver.4.02.05
・復元前iOS4.0.1 jailbreakme.comにて脱獄済み
 ->復元後iOS 4.0.1への同バージョンへの復元(2010.9.12時点での公式の最新iOSは4.1)

<用意しておくもの>
1. iOS4.0.1用のECID SHSHを取得しておく(これは問題が起こる前に必ずやっておこう)。
※これがなければiOS4.0.1への復元はできません。注意。
「TinyUmbrella」というソフトを使うと、
以前はECIDを取得する際に必要だったiPhoneの再起動などをせず、一括で取得できるので便利。
後の復元にも使うのでこのソフトはとっておくこと。
■TinyUmbrellaダウンロード(右側のQUICK LINKSから対応するOSのバージョンを選んでDL)
http://thefirmwareumbrella.blogspot.com/
※ちなみに中国大陸国内からはVPN等を使わなければ上記のサイトにはアクセスできず。
■TinyUmbrellaでのECID SHSHの取得のやり方はここ参照
http://apple-voice.com/wordpress/2010/06/how-to-use-tinyumbrella4-ios4

2. iPhone4用のファームウェアiOS4.0.1ファームウェア「iPhone3,1_4.0.1_8A306_Restore.ipsw」を手に入れておく。
ググれば公式でダウンロード出来る直リンクが出てきます。例えばここ。
http://ipodphone.seesaa.net/article/156504227.html

<復元作業>
1. 復元したいiPhone4をリカバリーモードにして母艦(PC/Mac)に接続する。
※リカバリーモードは、電源OFFにしてから、ホームボタンを押しっぱなしでUSB接続すれば入れます。

2. Tiny Umbrellaを起動、iOS4.0.1のSHSHが取得されているか確認した後、TSSサーバを起動。

3. iTunesが「リカバリーモードのiPhoneを見つけました」というメッセージを出すのでOKを押す。

4. iTunesからWinならShift、MacならOptionキーを押しながら復元ボタンを押す。

5. 上記<用意しておくもの>2.で用意しておいたiPhone4用iOS4.0.1のファームウェアを選択する。

6. (2010.9.12更新)復元開始。iPhone4の画面にバーが出て、実際に復元作業を始め、iPhoneソフトウェアを復元中・・・となった後、iTunesが「iPhone”◯◯◯◯”を復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(1004)。」というエラーメッセージを吐き出すことがある。OKを押すとiPhoneがリカバリーモードに戻る。しかし実はこの時点で復元は既に終了しているので、TinyUmbrellaの機能を使ってiPhoneを強制的に通常モードで再起動してあげよう。TinyUmbrellaがリカバリーモードのiPhone4を認識したら、TinyUmbrellaのウインドウ内の右側の方にある「Kick Device Out of Recovery」ボタンを押して、iPhoneを通常モードで再起動する→通常通りiTunesで復元するデバイスを選択→アクティベーション・同期→お疲れ様でした!あとは脱獄するなり何なりと。

7. (2010.9.12更新)上記6が発生せず、ソフトウェアの復元→確認→ファームウェアの復元→復元の確認が終了した後、iTunesから「the device isn’t eligible for the repuested build」というエラーが吐出されることもある。その場合も上記6.と同じように復元は既に終了しているので、無視してそのままOKを押し、iPhoneが再度リカバリーモードになる。TinyUmbrellaがリカバリーモードのiPhone4を認識したら、TinyUmbrellaのウインドウ内の右側の方にある「Kick Device Out of Recovery」ボタンを押して、iPhoneを通常モードで再起動する→通常通りiTunesで復元するデバイスを選択→アクティベーション・同期→お疲れ様でした!あとは脱獄するなり何なりと。

※TinyUmbrellaの「Kick Device Out of Recovery」のボタンの色が薄くなっていて押せない場合は、
・Skype等Port80を使用するソフトを一旦落とす
・hostsファイルのパーミッションを変更して、アプリケーションで編集できるようにする
という方法でできるようになります。
→Windowsの方は、詳細は「Tools 4 Hack」ブログ参照
http://tools4hack.santalab.me/tiny-umbrell-tssserver.html
→Macの方はHosterというアプリケーションをDLして実行するとパーミッションが変更されます(本来はhostsの編集をするためのアプリケーションです)。
http://www.redwinder.com/macapp/hoster/

※上記6.7.辺りでうまくいかなかったら、
以下に以前の旧版記事で、
必ず自分がうまく行っていた方法も一応紹介しておきます(作業量が少しだけ増えますが確実)

—–旧版—–
<復元作業>
1.〜5. 上記と同様

6. 復元開始。iPhone4の画面にバーが出て、実際に復元作業を始め、iPhoneソフトウェアを復元中・・・となったら、Tiny UmbrellaのTSSサーバを一旦ストップする(Tiny UmbrellaのTSSサーバをONにすると、hostsファイルの内容に「127.0.0.1 gs.apple.com」が書き加えられ、1004エラーが発生する可能性がある。TSSサーバをオフにするとhostsの例の一行の前に#がついて無効となる。そしてまたオンにすると#がとれる、という仕組みになっている)。

7. ソフトウェアの復元→確認→ファームウェアの復元→復元の確認が終了した後、iTunesから「the device isn’t eligible for the repuested build」というエラーが出るのだが、無視してそのままOKを押す。

8. iPhoneが再度リカバリーモードになって再起動する。母艦がリカバリーモードのiPhoneを認識したら、Tiny UmbrellaのTSSサーバを再びオンにする(タイミング的はどちらが先でもいいと思う)

9. Tiny UmbrellaがリカバリーモードのiPhone4を認識したら、「Kick Device Out of Recovery」ボタンを押して、iPhone4のリカバリーモードを強制リセット(実はもう復元出来ているのに、リカバリーモードにして再度復元させようという魂胆を打ち破る、という仕掛け)。

10. iPhone4が通常起動するので、そのままアクティベージョン→iTunesでの復元。

Visited 147 times, 1 visit(s) today
  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

この記事を書いた人