上海・杭州・寧波ライブ大波乱

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バンドのツアーに付いて、上海・杭州・寧波と行ってきました。
これが前代未聞の大波乱の幕開けになろうとは・・・

上海はいつもの育音堂でのライブ。雰囲気も良くライブを進めていたところ、5曲目あたりで突然文化局から来たとかいう痩せた男が突入、ライブが中止に。どうやら最近育音堂は文化局から目を付けられていたらしい(中国でライブハウスはほぼ100%無許可営業なのだが・・・)。よりによってうちのライブの時に!とは思ったが、結局まあどうしようもないので中止。観客が喜んでいたことだけが唯一の救いか?しかしオーナーの張海生がかわいそうだ。あと1〜2本ライブをやったら今の育音堂は閉めるらしい。そしてまた新しい場所を探してライブをやるという。打ち上げで彼を慰めて終了。

そして次の日、杭州へ。これが主催者がめちゃくちゃに頼りなくて、会場に着いてみたらアンプはないわ、前金の話は伝わってないわ、最悪。箱自体も全く標識もないし、工場の一角を改造しただけの粗末な空間。広いのは広いが、音響は最悪。嫌な予感。アンプを持ってこさせ、前金を払わせて、リハ開始。ここまでは順調(音響はダメだったけど)。そしてチケットを売っていざライブ!と言うときに今度は公安が踏み込んできた!箱側の人間が一人連行され、1曲もやってないのにライブは中止に。あとで聞いてみたら、近隣住民の苦情によるものだという。箱側も素人だ。聞いてみたら、箱の運営側の一人が工場長の息子で、スペースを自由に使えるだけで、周りとのコネをちゃんと作っていなかったらしい。運営側はみんな20代前半から半ばくらいで、何も分かってない感じ。
結局かかったコストは払ってもらって、打ち上げ。とりあえずタダ飯食わせてもらって終了。

そして最後の寧波へ。杭州の主催者が、軟座にしろといったのに硬座を買いやがったので結構辛い旅に。
会場は100人入ったらいっぱいというような小さい箱。しかもアンプが足りない。結局かなりいいギターアンプを二つ用意してもらって、PAに繋がなくてもよくした。
そしてライブ開始。。。が、半分くらいやったところでドラムの音しか聞こえなくなった!そう、停電。
接触などを確認するが問題なし・・・結局全体的に容量が足りないだけだと判明。
だましだましライブを進めるが、毎曲停電するので、結局12曲ほどやったところでライブを終了。それでも客はかなり喜んでいたからよかったけど。

そんな感じで長江デルタでのライブは3つとも大波乱。これからも行くかどうかは検討中。

帰りは24時間電車に揺られて、さきほど北京に帰ってきたところ。あ〜疲れた。

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