大金を払っても幸せ!Apple I “Celebration”のオークション落札者が登場

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当ブログでも2回ほどお伝えしてきた、チャリティオークション”Charity Buzz”に登場した、Apple Computerが40年前の1976年に販売した初代パーソナルコンピュータ【Apple I “Celebration”】

この【Apple I “Celebration”】は、取説一式も完璧に揃い、メモリ増設済み、更にドーターボードやゲームまでついた美品、ということで注目を集め、事前の評価では最終落札価格は100万ドル(約1億円)の大台に至って過去最高落札価格を更新するのではないかとされていたが、最終的には81.5万ドルで落札され、大台や記録更新達成はならなかった

そしてこの【Apple I “Celebration”】を落札した張本人、セレブのGlenn DellimoreとShannon Dellimore夫妻がとうとうメディアに姿を現した

Glenn_Shannon_Dellimore

Glenn Dellimore氏は、オークションの過程での興奮した気持ちを打ち明けている。「当時オークションが行われいて、私は突然あのApple Iが欲しくなったことを意識したんです!あの時、私には考える時間が37秒しか残されていなかったのです」。そしてDellimore氏は更に、詳細を明かしている。「最初私の出した落札希望額は27万ドルだったんです。しかし、その価格はすぐに上っていきました。でも私はずっと耐えて、他の人と価格を競いました。それで、価格が一気に51.5万ドルになったんです!」

最終的にはDellimore氏は【Apple I “Celebration”】を81.5万ドルで手にした。彼の心の中では、この【Apple I “Celebration”】は価値が200万ドルにものぼっていたという。

ちなみにこの【Apple I “Celebration”】以外に、Dellimore夫妻は実はもう一台の【Apple I “Celebration”】を所有している。どうやらこの夫妻は本当にこういった「テクノロジー骨董品」が好きなようだ。Dellimore氏の話を借りれば、この【Apple I “Celebration”】は印象派の巨匠モネとピカソの作品よりも価値があるというのだ。

「その後、時間が経つと共に、Appleは自らのやり方で世界を変えました。そしてこのApple Iは、まるでコンピュータの世界での”聖杯”のようなもので、世界で最も重要なコンピュータなんです」とDellimore氏は付け加えている。

Apple1_celebration

他人から見れば、今回のApple Iが100万ドルを突破しなかったことが残念に感じるかもしれないが、Dellimore氏にとっては、この伝説の【Apple I “Celebration”】を手に入れることで、彼自身の心には興奮と幸福と喜びが満ち溢れたのだろう。

 

なお、Dellimore夫妻はこのApple I “Celebration”を大学に寄贈し、コンピュータサイエンスを目指す学生達の励みにするという。

なんとも豪快な夫婦である。。

記事は以上。

(記事情報元:Buisiness Insider

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