マニア必見!Apple IIeを模したレトロな「AirPods Retro」が米国サードパーティから販売開始

投稿日 2018-07-07
著者 xiaolong
カテゴリー AirPods
カテゴリー Apple関連ニュース

米国ミネソタ州の企業ColorWareは、カスタムペイントが得意で、Apple製品をはじめ各種電子機器にカスタムで特殊な色をペイントしたものを販売していますが、今週なんとクラシックなMacintosh（マッキントッシュ）のデザインを模したレトロな「AirPods」をリリースして話題になっています。

Macintosh IIeのデザインを模したAirPods Retroの完成度は非常に高い！

このレトロ仕様にカスタムされたAirPodsは、Pantone 453のベージュと灰色のエアベント、そして1977年から1998年に使用された6色のApple社のロゴマークをボタンのところに用いられていて、非常に完成度が高くなっています。その名も「AirPods Retro」。この限定バージョンの「Air Pods Retro」は、Apple IIeのデザインにインスパイアされたもので、マニア心をくすぐりますね。

ColorWareはAppleからAirPodsを直接購買、客のAirPodsはカスタマイズしてくれない

ColorWareはAppleから直接AirPodsを購入し、自社でカスタムペイントを施し、そしてオリジナルのパッケージに梱包し直して出荷するという形態をとっています。現在のところ顧客から本体を受け取ってカスタムペイントをするということは行っていないので、既にAirPodsを持っていたとして、それでもこの「AirPods Retro」が欲しい場合はもう1セット、ColorWareから買わなくてはいけないことになります。

値段は4万円超え、オリジナルの倍以上、納期は1ヶ月程度

AirPods Retroはこのユニークなデザインとその精巧なカスタムペイントのためか、お値段はなんと399ドルもします。オリジナルのAppleのAirPodsが159ドルなので、倍以上ですね。しかも納期は注文後3〜4週間で出荷で、受け取る場所によっては更に輸送の時間がかかります。

一応、ColorWareのサイトでは日本など外国からでもアカウント登録は可能ですが、輸送費も時間もかかるので、よほどのマニアでない限りは縁が遠そうです。とはいえ、どこかの会社が輸入販売とかするかもしれませんね。日本でどこか売ってくれないかなあ。。

ケースがレトロペイントの真骨頂のため、ホレホレ度は低い？

この「AirPods Retro」は街などで耳に付けている時は特にカスタムペイントしていることは目立たず、カスタマイズの真骨頂はケースの方にあって、ケースは普段は表に出しているものでもないものなので、あまりホレホレ度は高くないかもしれません。あくまで、マニアによる自己満足のための製品といえるでしょう。

AirPods 2がそろそろ発売されるかもしれないので、今買うのはどうか？

ただ、AirPodsは”Hey Siri”をサポートした次世代製品が9月の新製品発表イベントでリリースされるのではないかとみられていて、今このタイミングで初代AirPods（しかも倍以上の価格のカスタム製品）を買うのは得策ではないかもしれません。もちろん、マニアにとっては特に関係なさそうですが。。

Retro以外にもスペースグレイや全32色カスタムペイントも

なお、ColorWareは「AirPods Retro」以外にも、限定のスペースグレイ版を349ドル、その他ソリッドとメタリックそれぞれ16色の計32色を299ドルで販売しています。※価格は全て米ドル単位です。

こちらは限定モデルのAirPods Space Grey（スペースグレイ）。もう少し濃い方がカッコイイ気もしますが、レンダリング画像なので現物とはちょっと違うかもしれません。

カスタムカラーの方は、なんと左右のAirPod、及びケースの3部品をそれぞれ違う仕上げにすることも可能です。そして自分の好みでカスタマイズ可能で、ソリッドとメタリック（後者はラメのようなキラキラした成分が追加）でそれぞれ16色から選択でき、そして光沢（ツヤあり）と無光沢（つや消し）の仕上げも最後に選択できるという徹底ぶりです。高いだけのことはありますね。個人的には赤とか黒とかがかっこいいんじゃないかと思います。