バッテリー爆発事件の影響多大、中国では37%もの人がサムスンからiPhoneへの乗換を検討

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韓国サムスン(SAMSUNG)のGalaxy Note 7のバッテリが爆発する問題で、世界的にリコールがかかっている事件で、サムスンも非常に大変な日々を送っていることだろう。そしてアナリストの予測通り、サムスンのスマートフォンそのものの需要は世界的に下がっており、特にスマホ巨大市場の中国では急速に下降しているようだ。

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中国では37%もの人がサムスンからiPhoneに乗り換えを考えている

モバイルネットマーケティング会社のiiMedia Reseachの調査によると、中国の12,000人に対して行ったアンケートで、51.9%もの人がGalaxy Note 7の爆発事故でもう二度とサムスンのスマートフォンを買いたくないと感じており、37%の人がiPhoneを、そして26.3%がファーウェイ(HUAWEI)をサムスンの端末の代わりに購入することを考えているという。

 

お膝元の韓国ではサムスンの支持率は落ちず

しかしサムスンにとってはこれは完全にバッドニュースというわけでもなさそうだ。Galaxy Note 7のバッテリー事件の危機はお膝元の韓国ではあまり影響がないようで、最新の調査データによれば、サムスンのGalaxyシリーズはまだ韓国のスマホ市場ではトップを保っているという。また10月1日にサムスンは韓国でGalaxy Note 7の販売を再開したが、The Korea Heraldの報道によると、2日でこれだけ問題の起こったGalaxy Note 7が30,000台売れたという。これはかなり驚くべき数字だといえる。

サムスンのGalaxy Note 7爆発事件はちょうどAppleのiPhoneの発売時期と重なり、iPhone 7の好調な売上げに拍車をかけているといえる。

そんな中、Appleは韓国に直営小売店(リテールストア)をオープンしている。Appleの韓国での勢いは増すだろうか?

 

iPhoneもバッテリー爆発・膨張事件発生、うかうかしていられない?

ただ、iPhone 7シリーズもアメリカで爆発、台湾でバッテリー膨張が伝えられており、Galaxy Note 7のように数十台という規模ではないにしろ、全く問題がないわけではない。今のところ、私自身のiPhone 7 Plusには全く問題がないが、バッテリーは中国製であることを考えると少々不安なところもないわけではない。

さて、結果的にGalaxy Note 7のバッテリー事件はiPhone 7の売上や中国でのスマートフォンのシェア率にどれほどの影響を与えるのだろうか?今後の調査結果が楽しみでもある。

記事は以上。

(記事情報元:BGR

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