サプライヤーからの情報:AppleがガラスボディのiPhoneを導入するのはまだ早い?

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iPhone 4s以降、iPhoneでガラスのボディをリリースしていないApple。ここ数年は、アルミによる金属ボディがiPhoneの明らかな特徴となっている。しかし、最近のニュースでは今年か或いは来年にはiPhoneは金属ボディではなく両面ガラス構造になるという情報も流れている。その可能性はどれほどだろうか?

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Nowhereelse.frによる次世代iPhoneのコンセプト画像

Appleの長年のシャーシ(ボディ)サプライヤーである中国のCasetek(鎧勝集団、铠胜集团)のスポークスマンが先日メディア会議上で、最近の受注計画によれば将来的に1〜2年以内にはガラスボディのiPhoneは出現しないと発言したことがわかっている。

つまり、Appleが金属ボディをやめてガラスボディを導入するのは2019年以降となるということで、これまでの、早くて今年のiPhone 7からガラスボディが導入されるという噂とは異なっている。噂は殆どがアナリストから出たもので、来年のiPhone 7s(或いはiPhone 8)から両面ガラスボディになると発言したのもAppleの新製品情報では定評のある台湾KGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuo氏だった。

現在はサプライヤー筋の情報では1〜2年内はiPhoneが表面に両面ガラスを採用することはなく、アナリストの情報では今年秋のiPhone 7或いは来年のiPhone 7s(またはiPhone 8)から両面ガラスを採用するという情報が出ていることになった。アナリストの情報もある程度はサプライヤー筋から得ているものとみられるため、サプライヤー自身が認めなくても、購買の状況や現場の状況などである程度予測可能なため)、まさに情報が錯綜していることになる。もしかしたらAppleの情報攪乱作戦かもしれない。

ただガラスボディが採用されると、頭が痛いのが修理の問題だ。iPhone 4やiPhone 4sは裏面のガラスがよく割れた。現在でもiPhoneのカメラカバーやApple Watchの風防に使われているサファイアガラスが使われる可能性もあるが、そうなると価格がぐっとあがることと、製造キャパシティの問題が発生してくると思われる。

ちなみにAppleは順調にいけば2014年のiPhone 6シリーズにiPhoneのディスプレイ用ガラスにもサファイアガラスを採用する予定だったといわれている。しかし当時のAppleのサファイアガラスサプライヤーのGT Advancedが破産宣告し、またお互いが起訴しあったことでサファイアガラスの大量供給計画は泡のように消えてしまった。ただ、一部の業界筋の人物によれば、Appleは2年以内にサファイアガラスの調達に成功しiPhoneにも採用するという情報も出ている。ちなみにAppleはサファイアガラスの調達について、GT Advancedから買えなくなったあとはロシアのサプライヤーから購買しているという情報もある。

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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