私も開発に関わっている、2015年度グッドデザイン賞と米国国防総省(ペンタゴン)のMIL規格をダブル取得した世界唯一の究極のiPhoneケースで、安心・安全・安定の片手持ちを実現する『Palmo(パルモ)』。
その『Palmo(パルモ)』が、世界最高峰で世界三大デザインアワードの1つ「2017年度レッドドット・デザイン賞(reddot design award、ドイツ)」を受賞したことは4月3日にお伝えしたとおりですが、ようやくレッドドットの公式サイト、及びYearBookに掲載されましたのでお知らせします!!
『Palmo(パルモ)』、世界最高峰のデザイン賞「2017年度レッドドット・デザイン賞」の公式サイトに登場
もう、あれこれ言う前に。。『Palmo(パルモ)』のレッドドット公式サイトの掲載ページはこちらです!!
大変光栄なことに、In-house designのところに私の本名も記載されています(最後のところ)。
レッドドット・デザイン賞の公式サイトから、Winnersをクリックし、Palmoをサーチするか、カテゴリの中からMobile phones, tablets and wearablesを選択すると、すぐに現れます!
「Red Dot Design YearBook(年鑑)2017/2018」にも掲載されました!
そしてなんとさっき!『Palmo(パルモ)』の製造販売元のECBB Makers. 宛に、ドイツから「Red Dot Design Yearbook(年鑑) 2017/2018」が届きました!そんな届きたてほやほやで湯気が立っているような分厚い年鑑の中に、『Palmo(パルモ)』の掲載を確認しました!!しかも、かなり目立っています!
▼Red Dot Design Yearbook 2017/2018。表紙はこちらです。例のAppleの”耳からうどん”ことAirPodsが表紙に出ているとは、なかなか。
▼表紙をペロッとめくると。。red dotのロゴですね。
▼ちなみに裏表紙はこんな感じ。
▼そしてそして。。いきなりですが『Palmo(パルモ)』は見開き半分のページにドカンと載っています!
▼拡大すると、こんな感じです。355ページ目。
▼やっぱり自分の名前を探してしまう私。。笑 ありましたね。Okunoさん。
▼ドイツ語も。。何もわからないっす!わからないだけに、たぶんなんかすっごく褒めてもらってる感じがします!(前向き)
『Palmo(パルモ)』、世界最高峰のデザイン賞「2017年度レッドドット・デザイン賞」を受賞
米軍MIL規格取得の耐衝撃性、落下防止・片手操作を容易にするスマホカバー『Palmo(パルモ)』が、世界最高峰の「2017年度レッドドット・デザイン賞」をスマホケースとして世界で唯一の受賞を果たしました。
世界最高峰の「レッドドット・デザイン賞」と日本最高峰の「グッドデザイン賞」を『ダブル受賞』しているスマートフォンケースも、『Palmo(パルモ)』が世界で唯一です!!
『Palmo(パルモ)』の2017年度レッドドット・デザイン賞認定書
こちらもようやく届いたので公開します。やはり認定書があると実感が湧きますね。
世界三大デザインアワードの1つ、「レッドドット・デザイン賞」とは
レッドドット・デザイン賞(red dot design award)は、ドイツのDesign Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)が主催する国際的なデザイン賞で、アメリカのIDEAデザイン賞やドイツのiFデザイン賞と並んで”世界3大デザインアワード”として評価をされています。
※Red Dot公式ページ
http://www.red-dot.de
年々エントリー数が増加しており、今年は昨年を超える5500製品以上、54ヶ国から洗練されたプロダクトがエントリーされました。その中で、『Palmo(パルモ)』は革新性、機能性、直感性、環境性、人間工学など様々な面でその優れたデザイン性を評価され、スマートフォンケースとして世界で唯一の受賞となりました。年々コモディティ化が進み、常に新規性が求められるスマートフォンケース界隈において、一つの完成されたプロダクトとして世界最高峰かつ国際的にその価値を認められたことは、より栄誉あることと言えます。下記が公式のコメントになります。
【Red dot運営局からのコメント】
Palmo is the only award-winning iPhone case or case for other phones in the category “Mobile phones, tablets and wearables” in the Red Dot Award: Product Design 2017!
(訳:Palmoは2017年レッドドッド・デザイン賞の携帯電話やタブレットカテゴリーにおける、iPhoneケースやその他の端末へのケースとして、唯一の受賞製品となりました!)
『Pamo(パルモ)』レッドドット・デザイン賞受賞者リスト
Manufacturer:
ECBB Co., Ltd., Tokyo, Japan
■ECBBの始まり、そして松浦氏と高橋氏について
ECBBは1999年3月26日に誕生し、今年で会社設立から17年目を迎えました。そんな長年の歴史をゼロから現在までの全てを見守ってきた、2名の人物がいます。
代表取締役社長である松浦康裕氏と、取締役兼デザイナーである高橋雄二氏です。
2人の出会いは、松浦氏がECBBを創立して間もないころ、高橋氏が現役の大学院生だった時代まで遡ります。
松浦氏は世界の最先端であるアメリカ・ニューヨークで学生時代を過ごし、日本ではパソコンを持つ家庭すら殆ど無いようなIT黎明期に、彼の培った経験・センスから「数年後に訪れるIT社会」を既に予見していました。
当時、理系最高峰学府である東京工業大学大学院に通っていた高橋氏は、運命的に松浦に出会うことになります。
松浦氏の理念に惚れた高橋氏は、松浦氏の右腕としてECBBを創り上げることを決意し、狭いマンションの一室からスタートが切られました。
そんなECBBが、ECBB Makers. がものづくりの業界に進出したのが2015年。『Palmo(パルモ)』でデビューし、瞬く間に日本のデザイン賞としては最高峰の「グッドデザイン賞」を受賞し、また数々のコラボモデルや世界展開を進めています。
今回世界最高峰「レッドドットデザイン賞」の受賞も、この2人のタッグ、そして数々のスタッフや周囲の熱い思いと努力があってこそ。ということで、以下に受賞者の紹介をしたいと思います。
In-house design:
- Yasuhiro Matsuura
ECBBのCEO。
強烈なカリスマ性と独特のアイデアで会社を引っ張っています。ECBB Makers. の製品の全ての発案は彼によるもの。Apple製品が大好きで、とりわけスティーブ・ジョブズに心酔しています。溢れるApple製品への愛から、なんとかApple製品の原形を大事にしつつ、更に便利に使いたい、という強い思いが生まれ、それが『Palmo(パルモ)』の開発に繋がっていきました。 - Yuji Takahashi
ECBBの取締役で、デザインのトップ。
本人は大変寡黙な人ですが、そのセンスはピカイチです。『Palmo(パルモ)』も松浦CEOからのコンセプトに合わせてそれを超えるデザインを出してきた結果です。元々専門が建築デザインのため、立体的なデザインでその真価を発揮し、見事にECBB Makers. のプロダクトに活きています。レッドドットデザイン賞を受賞した『Palmo(パルモ)』もすごいですが、実は同社の世界最軽量ノートパソコンスタンド『フォルダブル(Foldable)』もトラス構造を活かしたとんでもないデザインだったりします。これも、建築デザイン出身の高橋ならではの作品といえるでしょう。 - Kazuma Iida
ECBBのCOO。
松浦CEOの熱い思いを事業として実現するため、ECBB本体のIT業務と、ものづくりのECBB Makers. の全ての業務を統括する役割を果たしています。『Palmo(パルモ)』の多くのコラボレーションも飯田がまとめている場合がほとんど。実は本人は「アジア系の大陸国の女性」との恋愛話が大得意。ちなみに、飯田君の祖父の飯田白馬さんは、前回の東京オリンピックの実況をしていたNHKの名アナウンサー。 - Yuri Ohashi
ECBBの2D設計、3D設計を支える重要メンバー。
常に安定した設計を行い、2D、3Dのみならず、得意のWebデザインでも、多くのクライアントの案件を裁く、オールラウンドデザイナー。大橋本人曰く「私は、チームのまとめ役ではなく、デザイナーとして、技術を高めて社会に貢献する事を自分の価値とする。新たなる技術獲得に向けて日々邁進しています」。 - Koichi Odajima
ECBBのデザインチームリーダーとして、デザイナーチームを牽引。
何故このデザインが良いのかを、論理的思考で解決し、モノやWebの美しさを表現し、デザインチームをまとめる中心的存在。現在は、ディレクターとしても活躍を始め、デザインのみではなく、プロジェクトの全容を理解して、進行する重要メンバー。 - Ryutaro Okuno
ええ、ええ、、、私です。本当はIn-houseじゃないんですけども、なぜかこちらに入れてもらっています。プロフィールはこのブログのAboutのところをご覧ください。。しがないブログをやっております。以下略。笑
External Design Office:
- Prof. Masayuki Sato, Senshu University, Tokyo, Japan
佐藤雅幸専修大学教授は、スポーツ科学の権威です。
Palmo創生期より、プロダクトの有効性に注目していただき、Palmoが人間の身体にいかに優れた道具であるかについてのデータ分析と、製品そのものの研究と開発にも参加していただいています。また、整形外科学的見地により、スマホ現代病の阻止や予防について、サーモグラフィー実験や疲労度の実験をECBBと共同で行い、研究を重ねてきました。佐藤教授には、現在も更なる研究成果のためにご尽力いただいています。 - Bumpei Sato, BODYPLUS International Inc., Miyagi, Japan
プロテニスプレーヤーで、解説者としても活動する佐藤文平さん。
プロテニスプレイヤーとして世界で戦うスポーツ選手でありながら、スポーツと健康の関係やアクティブで快適な生活をスポーツ選手に対してどのように作り出すかについて考え、それを実行しています。Palmoは、そんな文平さんの経験と意見も採り入れた上でデザインされました。ちなみに文平さんはYahoo!のスポーツナビでのインタビュー記事で、世界トッププロテニスプレイヤーの錦織圭選手へのインタビュアーを務めているほどで、実は錦織圭選手とは15年以上の親交があります。またかつて錦織圭選手のヒッティングパートナーを務めていたほか、プライベートでは食事や買い物を共にするなど親交が深かったりします。
片手でラクラク、いつも安定、安全、安心の『Palmo(パルモ)』
『Palmo(パルモ)』は、2015年の販売開始同年に日本のプロダクトアワード最高峰である「グッドデザイン賞」と、2017年4月に世界最高峰のデザインアワード「レッドドット・デザイン賞」をダブル受賞。2016年にはアメリカ国防総省による落下試験を合格し、米軍MILスペックを取得した、iPhoneの落下防止用のカバー型アクセサリーです。
近年、iPhoneの大画面化が進むことにより、片手での操作が困難になってきています。また、同じくiPhone本体の大型化に伴い、端末本体を落下しやすくなるという問題も多くなってきています。さらに、iPhoneの持ち方を発端とした症状、いわゆるテキストサム損傷なども話題となっています。
こういった問題を解決し、快適にiPhoneを利用できるように『Palmo(パルモ)』は開発されました。
『Palmo(パルモ)』は開発段階で、専修大学スポーツ研究所の佐藤雅幸教授の協力の元、スマホ現代病(指、首、背中などの障害)への対策として、いかにPalmoの使用が効果的かをスポーツ科学的見地より、実証実験を行いました。
また、『Palmo(パルモ)』を装着することで、iPhoneの落下防止を図りつつ、iPhoneを握らなくても保持できるようになります。その結果、親指の可動範囲が大幅に拡がり、大画面iPhoneでも片手での操作を可能にしました。片手に荷物を持っている時、電車やバスで吊り革を持っている時、自撮りするために腕をのばした時など、片手操作が求められる多くのシーンでも安心してiPhoneを利用することができます。
また、寝ながらのiPhone利用時などでも、端末本体をしっかり保持することができ、どんな体勢でも操作が苦になりません。ユーザーの指への圧迫、iPhoneの放熱、バッテリー寿命保護、設置面の安定性、すべてを考慮した、オーガニック立体カーブを採用したエルゴノミクス設計を採用し、iPhone利用者の負荷の軽減を図っています。
■ もうすぐ、全てのiPhone/iPadに対応
『Palmo(パルモ)』はiPhone5から最新の7/7Plusといった、現行機種全てのiPhoneに対応しています。
また、iPad miniや9.7インチiPad(Air/Air2/Pro9.7)、12.9インチiPad Pro対応モデルも既に販売され、次の10.5インチiPad Pro用Palmoの発売をもって、「全てのiPhone/iPad」へのカバリングが完了となります。レッドドット・デザイン賞、グッドデザイン賞を受賞した”デザイン性”と、アメリカ国防総省認定の米軍MILスペックを取得した耐衝撃性や落下防止、片手持ちといった”機能性”を、全てのiPhone、iPadでご体感いただけます。
■ 著名なコンテンツとのコラボ製品も多数
『Palmo(パルモ)』は「シルクスクリーン印刷」を用いたコラボ製品も多数ラインナップしています。今年の1月には、熊本県の大人気ゆるキャラである”くまモン”との「くまモンばーじょん」を発売開始し、熊本県地震復興へ貢献できるよう、販売1個あたり1,000円を寄付することで話題となりました。
その他にも、世界的スニーカーショップである「mita sneakers」や、国民的ヒーローである円谷プロダクションの「ウルトラマン」、プロ野球球団「横浜DeNAベイスターズ」など、多くの著名コンテンツとのコラボ製品を発売してきました。
また、最近ではPalmoを使用したOEMのお問い合わせも増えつつあり、販売用・ノベルティ問わず、小規模ロットからの名入れやキャラクター印刷のご相談も承っています。
■ Palmo製品概要
- 販売価格:1,850円(税抜)~
- 対応機種:全てのiPhone/iPad
- バリエーション:9バリエーション(8色+蓄光モデル)
- 主な受賞:レッドドット・デザイン賞(2017年)、グッドデザイン賞(2015年)
- 取得規格:米軍MIL規格(2016年)
- Palmo 製品ページ:
『Palmo(パルモ)』製造・販売元「ECBB MAKERS. 」について
ECBB MAKERS. は、1999年からWebソリューション、ECサイト構築を行ってきている、東京都渋谷区千駄ヶ谷のECBB株式会社内に設置された、メイカーズ(モノつくり)事業の呼称になります。
2011年に香港、2012年には深圳に進出、拠点を開設し、2012年より中国・深圳でのモノつくりに携わってきました。 ECBB MAKERS. では、そうして積み上げた経験、ノウハウで、モノのオリジナルプロダクトの企画、デザイン、開発、製造、販売をグローバルに手がけています。
全プロダクト、日本、英語圏、ヨーロッパ圏、中国語圏など、全世界での販売を行っています。 また、既存事業であるWebアプリケーション開発、Web制作、システム開発事業と連携し、IoT(モノのインターネット)製品の開発にも着手しています。
価格や機能のみで選択されるコモディティではなく、「デザイン」を大切にした暮らしを豊かに、そして、生活に彩りを与えてくれる魅力的な製品を作っていくことを社命としています。
■ IT x Global x Make
IT企業として創業し、今年で18年目を迎えたECBBは、2015年にモノつくりをスタートしました。
日本国内だけでなく、全世界での展開を目標とし、第一弾プロダクトのPalmoは既に香港やタイでの販売を開始しています。今後もITで長年培った知識と経験をベースとし、創造性豊かな製品を世に送り出し続けます。
■ ECBB株式会社 会社概要
1999年の創業以降、3,000サイト以上のホームページ制作、システム開発に携わり、ECサイト構築、CMS構築をはじめとした、Webビジネスの成功に必要な全てのサービスを作り続けています。
また、2008年にバングラデシュに小学校を設立。“ビジネスの手法で社会問題を解決する”という考えに基づくECBB visionを展開し、インターネットが持つ可能性に挑戦するプロジェクトを推進しています。
2015年に始動したモノつくり事業部である「ECBB MAKERS. 」では、第一弾プロダクト「Palmo」でグッドデザイン賞を受賞。2016年には第二弾プロダクト「フォルダブル」を販売開始し、今後も世界に向けて”コモディティではない”製品の開発を続けます。
- 名称:ECBB株式会社
- 代表取締役社長:松浦 康裕
- 本社住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目12-2 AYビル 2階
- TEL:03-5369-8677
- FAX:03-5369-8678
- E-MAIL:[info@makers.co.jp]
- URL:
- IT部門 [http://ecbb.co.jp/]
- メイカーズ部門[http://makers.ecbb.jp/]
- 事業内容:
・ソリューション事業(Web制作/システム開発)
・ウェブアプリケーション事業(ECサイト構築/CMS構築他)
・プロモーション/ウェブ集客事業
・メディアコンテンツ/レベニューシェア事業
・メイカーズ(モノつくり)事業[http://makers.ecbb.jp/]
【Palmo in New York】
画蛇添足 One more thing…
上記の通り、『Palmo(パルモ)』の開発に最初期から関わっている私の名前も、今回のレッドドット・デザイン賞の受賞者の末端に入っています。
私も『Palmo(パルモ)』のおかげで2015年のグッドデザイン賞のディレクターとしての受賞に引き続き、今回はなぜかインハウスデザイン担当者としての受賞となりました。。あれ、インハウスじゃないのに、おかしいなあ。。笑
というわけで、日本最高峰のデザイン賞「グッドデザイン賞」だけではなく、世界最高峰のデザイン賞、世界三大デザインアワードの1つ「レッドドット・デザイン賞」も、取っちゃいましたよ!!こんなiPhoneケース、いやスマホケースは世界でも本当に唯一です。そんなプロダクトの開発に関われて、私は本当に幸せ者です。でもこれに慢心せず、引き続き面白くて意義のあることをやっていきたいと思っています。応援よろしくお願いします!
記事は以上です。