時計の側でも、発表前にコードが割れました。watchOS 27 と iOS 27 のベータから、Apple Watch Series 12 と Ultra 4 のものとみられる新機能が 4 つ見つかったと MacRumors が伝えています。見つけたのは iPhone 18 Pro のカメラ機能と同じ、同誌の掲示板の利用者です。

見つかった 4 点
| コードから見つかったもの | 内容 | 効いてくる場面 |
|---|---|---|
| 新アプリ「Readiness」 | 独立したアプリとして用意され、ホーム画面ではワークアウトの隣に置かれる。既存の Vitals とは別物 | 睡眠と心拍から「今日どれだけ動けるか」を数値で出す方向。競合が先に入れている領域 |
| 筋トレ記録の作り込み | セット数・回数・重量・器具・体の左右・時間を個別に保存する土台 | ジムでの記録。今までは他社アプリに逃がしていた部分 |
| 新しい光学センサー群「Sunstone4p0」 | ノイズが少なく、腕や向きに応じて測定する経路を切り替える | 測定精度。手首の位置で数値が揺れる問題への手当て |
| 128GB のストレージ | T8320 チップに紐づく設定として発見。従来の 64GB から倍 | 音楽や地図を本体に入れる使い方。iPhone を置いて走る人に直結 |
いちばん大きいのは容量の倍増
4 つのうち、実際に毎日効いてくるのは 128GB への倍増だと思います。今の 64GB は、音楽を数百曲入れて地図を持たせると、あっという間に足りなくなる容量です。時計だけで出かける人ほど、この壁にぶつかってきました。
容量が倍になると、iPhone を家に置いて走る、という使い方が現実的になります。セルラー版と組み合わせれば、通信できない場所でも手元に音楽と地図がある。時計を「iPhone の出張所」から「単体で完結する端末」に押し上げる変更です。
「Readiness」という名前が示すもの
新アプリの名前は、そのまま「準備ができているか」です。睡眠の質と安静時心拍、心拍の揺らぎから、今日どれくらい体を動かせるかを 1 つの数字で出す。この考え方自体は目新しくなく、Garmin や Oura、Whoop が先に商品にしてきました。
Apple がここに独立したアプリを置くということは、健康の指標を「測って見せる」段階から「今日どうするかを勧める」段階に進める合図です。Vitals とは別物として用意されている点も、その読みを裏づけます。
センサーの型番が出てくる意味
「Sunstone4p0」という光学センサーの名前がコードに出てきたのは、地味ですが確度の高い材料です。センサーの世代が変わるのは、外から見て分かる仕様変更ではありません。それでも測定の土台が変わるので、心拍や血中酸素の数値の安定に効いてきます。
腕や向きによって測定の経路を切り替える、という記述も現実的です。手首の細い人や、装着位置が毎日ずれる人ほど、この手当ての恩恵を受けます。
ただし、今年出るとは書いていない
いつもの但し書きが必要です。ベータのコードにあることと、今年の製品に載ることは同じではありません。Apple は先の世代の準備を早めにコードへ入れておきます。128GB にしても、Series 12 と Ultra 4 の両方なのか、上位だけなのかは分かりません。
それでも、4 つとも「使う人の生活が変わる側」の変更です。文字盤が増えました、色が増えました、で終わらない年になりそうだ、というのが今のところの見立てです。答えは日本時間 9 月 10 日の午前 2 時に出ます。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors、Apple(イベント告知))
※記事中の画像はイメージです。
