台湾メディア:新しい10.5インチiPad Proが4月にApple Parkで発表される?

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台湾の≪聯合新聞網≫の報道によると、最近ベータ版(プレビュー版)が出ているiOS 10.3のコードの中に、新型iPadに関するヒントが垣間見えるといい、その証拠として60Hz以上の画面リフレッシュレートを持つiPadの情報があるという。つまりこれは24日に公式オンラインAppleストアの更新によってリリースが発表されたiPad 5(廉価版iPad)ではなく、全く新しいiPadが登場する可能性が高いことを示唆しているというのだ。

Tim-Cook

10.5インチiPad Proがリリースか

これまで、10.5インチのiPad Proが登場するという噂がずっとメディアに流れてきた。この10.5インチiPad Proには、次世代Apple Pencilと新しいSmart Coverがオプションとして用意されるという情報もある。また24日には実行されなかった現行の12.9インチと9.7インチiPad Proもアップデートされる予定とされ、それらがまとめてAppleの新本社社屋Apple Parkにて4月に新製品発表スペシャルイベントで発表されると台湾の≪聯合新聞網≫は報じている。

 

24日のiPad製品ライン更新はウォームアップ?

そしてもし本当に4月にiPad新製品発表スペシャルイベントがあるとすれば、24日のiPad 5や容量がアップデートされたiPad mini 4、値下げされたiPad Pro(9.7インチ)などのiPad製品マイナーアップデートは、全てはそのイベントのための”ウォームアップ”だったということができるだろう。iPadは毎年その売上げと利益が落ち込んでおり、タブレット市場も飽和している中、買い換え需要を掘り起こせるかどうかがその焦点となるだろう。

 

10.5インチiPad Proとオプション機器、詳細スペックの噂と情報

なお新型iPad Pro 10.5インチモデルについてはデモ機のリークなどもなく、決定的な情報はないのだが、噂レベルでは上記の通り60Hzという従来モデルよりも更に高いリフレッシュレートと更に細やかなApple Pencilのペンタッチを実現し、またApple Pencilのタッチの遅延を解消するというものがある。また次世代Apple PencilではPencil本体に磁石が入っていてiPadにくっつくようになり、持ち運び忘れをできるだけなくす設計になっており、Smart Coverを接続するためのSmart Connectorから直接充電ができるようになるという噂もある。そして次世代Smart Coverでも新たな機能が盛り込まれ、タッチパネルの延長として使えるようになるなどの機能が追加されるという噂もある。

新型10.5インチ iPad Proに搭載されるプロセッサについては新たなチップ(SoC、恐らくA10X)が採用されるという情報に加え、本体はベゼルがかなり狭いデザインとなり、iPhone 7と同じホームボタン(物理的に押し込めないTaptic Engine搭載)となるという情報もある。そして現行の12.9インチと9.7インチのiPadもアップデートされ、新たなチップが採用されてホームボタンもiPhone 7と同じものに統一され、10.5インチモデルは12.9インチと9.7インチの2種類のiPad Proの間の価格帯になる可能性もある(以前9.7インチモデルが廃止されて10.5インチに置き換えられるという情報もあったが、24日の製品更新でiPad Pro 9.7インチモデルが値下げされたところをみるとまだ暫く販売は続けられるものとみられる)。

 

iPad Proの製品ラインに更にサイズ追加となる?

つまりもし10.5インチのiPad Proがリリースされると、AppleのiPadの製品ラインはiPad Proが12.9インチ、10.5インチ、9.7インチの3機種となり、そして新型iPad 5とiPad mini 4の2機種入門モデルとなる、ということになりそうだ。

 

Apple Parkのスティーブ・ジョブズ・シアターは未完成との情報もあり、4月の開催は眉唾?

 

ただ、Appleは4月から新本社社屋のApple Parkに引っ越しを始めるが、新製品発表スペシャルイベントが行われると思われるApple Park内のスティーブ・ジョブズ・シアター(Steve Jobs Theater)については完成が今年の終わり頃になるという情報もあり、iPhone 10周年記念アニバーサリーモデルの新製品発表スペシャルイベントこそがApple Parkで行われる最初のイベントになるのではないか、という見方もあり、今回の台湾の報道については少々疑問を持たざるを得ない。

記事は以上。

(記事情報元:聯合新聞網

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