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Appleは次期iOSのiOS 10.3だけではなく、Apple TV用のtvOS 10.2についても長い間ベータ版（β版、テクニカルプレビュー版）によるテストをしている。これまでのところ、大きな目立った追加機能は報告されていないが、今回のベータ版で、将来的にtvOS 10.2ではRemoteアプリがiPadでも動作可能になることがわかった。ちなみにこれまではiPhoneしかサポートされていない。
上図のtvOS 10.2ベータ版のアップデート内容の解説によれば、アップデートされた後Apple TV RemoteアプリでiPadがサポートされるとあり（Remote control from iPad）、ユーザはiPhoneとiPad上のミュージックの歌詞やプレイリスト表示をiPadからApple TVに対してリモートコントロールができるようになり、また映画のチャプターを選択したり、動画音声のトラック選択や字幕のオンオフなどの操作もリモートでできるようになる。
また、tvOS 10.2では更にリモコンの右側をスクロールすることでプレイリストのスクロールが速くなったり（Faster list scrolling）、ユーザによるアプリ（HBO GO、USA、Syfy等40以上のアプリ）のインストールが可能になったり（Discover more with TV app）、また別のデバイスのiTunesで購入したりレンタルした映画・映像コンテンツもApple TVで使用できるようになる（Rentals across devices）などの機能が追加されることがベータ版でわかっている。
tvOS 10.2は恐らくiOS 10.3と同時に一般ユーザ向けに正式版が今月末か或いは来月にはリリースされると思われるが、上記の一部の機能は時期尚早との見方もあり、100％の確証はない。
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（記事情報元：9to5Mac）