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本日、Apple（アップル）は公式サイトのサポートページを更新し、Lightning（ライトニング）ケーブルの本物と偽物の見分け方を公開した。
MFiを取得していないLightningケーブルを使うと、こんなことが起こるかも。。
もしAppleの認証システム”MFi認証”を得ていないLightningケーブルを使うと、以下のような問題が起こると警告している。
・iOSデバイスが損傷を受ける
・ケーブルが簡単に故障する
・ケーブルのコネクタが破損したり、発熱したり、またはデバイスに適合しないと表示される
・デバイスの同期や充電ができない
Appleによる、Lightningケーブルの偽物の見分け方
Appleは、正規版のLightningケーブルの上には、“Designed by Apple in California”と“Assembled in China”または“Assembed in Vietnam”或いは“Indústria Brasileira”という文字を刻印しており、文字の長さは約17.8cmだという。
更にAppleはユーザのためにLightningケーブルと模造品の区別の仕方を公開している。
Lightningコネクタ部分では、白く被覆で覆われている部分の幅と長さや、Lightningコネクタの端子や金属部分の完成度や色などが見分けるポイントのようだ。
更にUSBコネクタ側も見た目で区別できるようで、外側の金属シェルのインターロック部分の距離がまちまちだったり違う方向についているのは偽物、また端子が金メッキなのが本物で銀メッキなのは偽物、またシェルの表面が平坦でなかったり加工が汚いものも偽物だということ。
他にも、変換アダプタの見分け方も公開
これ以外にもAppleはLightningと30ピンコネクタの変換アダプタや、LightningとMicroUSBへの変換アダプタなどの識別方法も公開している。
更にご興味があれば、Appleの公式サポートページへどうぞ（英語）。
画蛇添足 One More Thing
Lightningケーブルの偽物が出回るのは、本物が高すぎるからだ。
MFi認証には1本につき数百円認証ライセンス料がとられており、巷で売られているMFi認証取得済みとされているサードパーティのLightningケーブルの価格のうち、殆どをAppleにお布施しているのと同じになる。Appleはうまい儲け方を考えたものだ。。
ちなみに中国深圳の世界最大の電子機器市場、華強北ではありとあらゆる偽物が売っているが、そこそこのお金を出せば、上記のような見た目だけでの判断では殆ど見分けがつかないものも売っている。が、MFiを取得していたらとても買えない値段なので、もちろん偽物なのは間違いない。
が、実際安くないAppleの端末を大事にしたいと思うのであれば、やはりMFi認証を取得したものを使うことをお勧めしたい。
日本で買うなら、Logitecなどが安心だろう。
ちなみにMFiとは、”Made For iPhone”の頭文字をとっているのは知ってた？
記事は以上。