先日、AppleはiOSデベロッパに向けて通知を発信し、2月1日以降にApp Storeに申請されるiOS8のアプリケーションは必ず64ビットコードをサポートしていなければならないとしている。
去年10月にAppleはデベロッパ向けに同様の通知をした。内容はやはりデベロッパに64ビットサポートを強制するもので、Appleはまず新しく申請されるアプリ及びゲームについては申請時に64ビットコードが入っていることを条件とし、またそれらはiOS8 SDK(Xcode 6以降に入っている)で開発されていなければならないとした。
また現行のアプリについては、必ず2015年6月1日より前に64ビットとiOS8 SDKをサポートするアップデートをしなければならないとしている。
Appleは一昨年2013年にiPhone5sをリリースした時に、同機種に搭載されたA7チップから64ビットサポートを始め、世界で最も早く64ビットの処理能力を持つスマートフォンメーカーとなった。このAppleの圧力によってクアルコム(Qualcomm)等のメーカーは64ビットプロセッサを投入してAppleに追随せざるを得なくなってしまった。
Appleは今後このようにiOSアプリでも全面的に64ビット化を進めていくものとみられる。
画蛇添足
この辺りはさすがApple、ハードウェアとソフトウェアの統一ができているからこそできる芸当だ。
しかしそれもいいけどまずはiOSのバグを減らしてほしいものだ。
記事は以上。
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