Appleのデバイスに搭載されている、
iOS6.1.3/6.1.4の完全脱獄に取り組むハッカー@winocmが昨日、
他人のiPad2,1 iOS6.1.3の環境下で脱獄に成功したというツイートをリツイートした。
このツイートをした張本人はTwitter上でNevin K.と名乗っており、
これまで表舞台に現れてこなかったが、
恐らく@winocmが進めるiOS6.1.3/6.1.4の完全脱獄に取り組むグループの一員と考えられる。
元のツイートはこちら。
iPad 2,1= success! @winocm http://t.co/g6ku3DPoaq
— Nevin K. (@Nkapoor124) October 14, 2013
このツイートにはiPad2 iOS6.1.3で脱獄に成功している証拠画像も添付されている。
以下がその証拠画像だ。
iPad2,1とはWi-Fi版のiPad2のことだ。
Nevin K.が公開した上の画像は、
iPad2,1でCydiaのメイン画面が動いていることを示している。
これまでiOS6.1.3の脱獄はA4デバイス(iPhone4等)でのみ仮脱獄(不完全脱獄)で実現しているが、
このiPad2,1の脱獄が完全脱獄なのか、それとも仮脱獄なのかは判明していない。
@winocmの他にiOS6.1.3/6.1.4の脱獄に取り組んでいる有名なハッカーには、@iH8sn0wが挙げられる。
@iH8sn0wは以前テストのためにiPad4が1台必要だとツイートしていたことがあったが、
現在までそのテストが成功したというニュースは流れてきていない。
さて成功報告はいいとして、
肝心なのはiOS6.1.3/6.1.4対応の完全脱獄ツールのリリース時期だ。
しかし今回のNevin K.の成功報告には、
残念ながらツールのリリース時期についての言及はなかった。
ハッカー@winocmは、
iOS6.1.3/6.1.4の完全脱獄ツールは2014年よりも前に実現するとツイートしている。
もし年末ぎりぎりにリリースされるとして、
あと2ヶ月半の我慢が必要となる。
脱獄が実現するまでiOS6.1.3/6.1.4を保っている人も多いとは思うが、
iOS7でないと使えなくなるアプリが増えることの方が懸念される。
iOS7対応の完全脱獄ツールが先か、
iOS6.1.3/6.1.4対応の完全脱獄ツールが先か?
いずれにせよ一般向けに無償でツールを提供してくれるハッカーに感謝しながら、
ひたすら待つしかない。
記事は以上。