中国ではChina UnicomとChina Telecomが、次世代iPhoneのiPhone5SとiPhone5Cを世界各国と同時期に販売開始

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ロイター社より、中国で新機種(つまり次世代iPhoneのiPhone5SとiPhone5C)が、
世界各国と同時に発売されることが2013年9月7日報道された。

ティム・クック時代を迎えたAppleが中国市場を重視していることが裏付けられた形だ。

ロイター社は中国のキャリア「中国電信(China Telecom)」と「中国聯通(China Unicom)」が、
来週Appleが北京で開催する新機種発表イベントにおいて発表される新機種の予約受付を、
そのイベントの当日に開始するとしている。
そして新しいデバイスは予約から発送まで約1週間という納期だという。

更にロイター社は、
Appleは安価なAndroidの攻勢を受け、
前四半期に予想を大幅に超える販売数の下落を招いたことを指摘し、
Appleは彼らにとって世界で2番目の市場である中国でその失地回復をするため、
できるだけ早く次世代iPhoneを市場に投入するとしている。

ハイエンドでフラッグシップの次世代iPhone「iPhone5S」には、
4Gのパケット通信規格としてTD-LTEが搭載されるという情報もあり、
それはつまりAppleが、
中国のみならず世界最大のキャリアである
「中国移動(China Mobile)」とのパートナーシップを締結するに至ったことを示している
(中国移動は次世代4Gの通信規格としてTD-LTEを採用することが決まっている)。
この2社のパートナーシップは、
Appleにとってとてつもない市場拡大を意味するだろう。

Appleのオフィシャルな情報では、
北京での新製品発表イベントは9月11日の北京時間午前10時より開始される模様だ。
(深圳でもやればいいのになあ。。)

しかし中国で同時発売ということになると、
これまで新機種が香港など各国で先に発売された後、
中国で正式販売されるまでの間、
香港版SIMフリー機を中国大陸に大量に転売していた
所謂転売ヤーやブローカー、
そして水客と呼ばれる運搬人達にとっては非常な痛手になると思われる。

後は初期ロットの在庫がどのくらい用意されているかが問題となるだろう。

記事は以上。

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