先月からデベロッパー向けにリリースされているiOS7 beta版。
2013/7/17現在はbeta3までリリースされている。
iOS7のbeta版では、
iOS7の新機能として紹介された、
待望の「コントロールセンター」機能が搭載されている
(画面の下端から上方向にスワイプすると登場する)。
iOS7のコントロールセンターでは、
よく使う各種「設定」のON/OFFをすることができる「スイッチ」があり、
わざわざ設定アプリを立ち上げなくてもすぐにアクセスできるようになったので便利なのだが、
このスイッチ自体はiOS固定のもので、
編集しようと思っても設定経由でも変更できなかった。
しかし脱獄をしなくてもこのスイッチを編集することができる方法が、
中国のニュースサイトWeiPhoneの記事(中国語)にて紹介されていたのでご紹介。
※ちなみに現段階でiOS7の脱獄については何も情報はない。
デフォルトの状態では、
iPhoneのiOS7 betaのコントロールセンターのスイッチは
1. 機内モード
2. Wi-Fi
3. Bluetooth
4. おやすみモード
5. 画面方向固定
の5種類しかない。
またiPadはこの5.が「サイレントモード」に変わっているだけだ。
iPhoneユーザーの中で、
画面方向固定はあまり使わず、
サイレントモードをON/OFFしたいという人がいるかもしれない。
ということで、この5.の画面方向固定をサイレントモードに変更する手順をやってみよう。
iPhoneとiTunesを接続し、バックアップをとる。
(左側のメニューからデバイスを右クリック、バックアップを選択)
■Step 2
MacかWindows版のiBackupBotをダウンロードする(公式サイトからダウンロードのこと)。
■Step 3
iBackupBotを起動する。
※Windowsユーザは管理者権限でiBackupBotを使用すること。
するとiBackupBotが自動的にiTunesのバックアップファイルを検索する。
左側のバックアップファイルメニューから/HomeDomain/Library/Preferencesに移動し、
画面右側のcom.apple.springboard.plistをダブルクリックして開く。
■Step 4
dictのところに以下のコードを入力する。
■Step 5
iBackupBotのツールメニューの一つ目(一番左)のディスクアイコンをクリックして保存する。
■Step 6
修正したバックアップをiTunes経由でiPhoneに復元する。
(普通に復元した後、バックアップファイルを選択するだけ)
■Step 7
(・∀・)b
上記が完了した後、もともと画面方向固定だったのが、
アイコンがサイレントモードに置き換わっているはずだ。
脱獄しない状況で内部をいじれるのは何となく達成感がないだろうか?
実際上記に追加するコードは、
iPad版iOS7 betaのcom.apple.springboard.plist上にあるものだ。
もしこのコードがなければ、
コントロールセンターの5番目のスイッチは「画面方向固定」に変化する。
つまりiPad版では上記のコードを削除すれば、
5番目のスイッチの「サイレントモード」が「画面方向固定」に変化するというわけだ。
また、他のコードがわかれば、
他の設定のON/OFFができるようになるかもしれない。。
が今のところ不明だ。
上記の作業はシステムの改変を含むため、必ずバックアップを取って欲しい。
また上記の方法は私自身が試したわけでもなく、
内容がないようなだけに動作の保証もできない。
あくまで自己責任で実行して欲しい。
特にコードの入力は慎重に。
記事は以上。