Apple Insiderの報道によると、Appleのカリフォルニア州パロアルト(Palo Alto)のUniversity AvenueにあるApple Retailストアが今週ずっと閉店状態だという。その原因は、恐らく先月に入った強盗によってガラスのドアが破壊されたため、その修復をしているからではないかとみられている。
Apple公式サイトでは何らパロアルト店閉店関連通知なし
Appleの公式サイトではこのPalo Alto店が閉店している情報をアップしていない(Apple Palo Alto店の公式サイトはこちら)。そのため、この店舗がいつ営業を再開するかについてもまだよくわかっていない。ただ一部の情報ではこの店舗は現在”リノベーション”を行っているという。
強盗事件は12月4日に発生
Palo AltoのApple Retailストアの強盗事件は昨年現地時間12月4日の早朝に発生した。4人の容疑者が韓国KIAのSoul SUVに乗り、車ごとガラスのドアに突入してぶち破ったのだった。事件発生後同店は営業を続けていた。恐らくAppleはいわゆる年末商戦、ホリデーシーズンのチャンスを逃したくないと考えたのだろう。
ニューヨーク5番街フラッグシップ店舗も改装中
また以前の報道では、Appleはアメリカニューヨーク5番街のフラッグシップストアの内装の一新を図るため、GMビルのFAO Schwarzおもちゃ店に一時的に移転していた。その流れもあってか、Appleは大型店舗の内装の一新をしている可能性もある。ただ、これらの店舗がどのように内装が変えられるかについてはまだ新しい情報が入っていない。
画蛇添足 One more thing…
もしかしたらAppleは落ち込む売上をカバーするために、Apple Store 3.0という新しいバージョンが今年は誕生させるのかもしれない?
ちなみにApple Store 2.0はジョニー・アイブによる肝煎りの作品で、Appleのロゴマークがないことや、Genius Barが木になっていること、什器などにも全体的に木を使った内装などが特徴に挙げられる。上記の写真の通り、Palo Alto店には大きなAppleロゴマークがあることから2.0ではないことがわかる。
ただパロアルトはスティーブ・ジョブズが住んでいた場所でもあり、正にAppleにとっては起源の街。きっとパロアルト店はApple社にとっても特別な思い入れがある店だろう(スティーブ・ジョブズ本人がよく通っていた店舗から現在の店舗は移転しているが、両方とも同じUniversity Avenue)。
記事は以上。
(記事情報元:Apple Insider)