VPN 中国ネット規制回避 壁越え

当ブログで提供している、中国ネット規制回避ツールやセキュアな接続手段としてご好評いただいている、ワンコイン(1coin)VPNサービス。これまで共用サーバ・共用IPによるサービス展開をしてきましたが、複数のお客様より、専用サーバ・専有IPサービスはありませんか、というお問い合わせと、早めに提供して欲しいというご要望をいただいていました。ということで準備を進めてきまして、本日、専用サーバ・専有IPコースの提供を開始しました！！

当ブログでもかつてお勧めしていた、「CN2 中国通」という有料VPNサービスが、先日何の予告も連絡もなく突然サービスを停止し、接続できなくなったばかりか、Webサイトのアクセスが不能となり、管理人のBird氏も音信不通になっているということを複数の方から聞いております。そして私も実際に、久々にWebにアクセスしてみたところ、確かにアクセスできなくなっていて、以下のようなエラーメッセージが表示されるようになりました（Chrome）。

Facebookがリリースしていた無料VPNアプリ、Onavo Protectですが、案の定というか、、ユーザデータ収集ポリシー違反でiOS App Storeから削除されました。The Wall Street Journalが伝えています。

FacebookがiOSアプリで最近追加した機能に、Protectという項目があります。これを選ぶと一種のVPNアプリがインストールされます。スパイウェアのインストールを防ぎ、ユーザを守るという名目で、そのVPNアプリは無償で提供されていますが、実態はユーザがそのVPNアプリを使って通信したデータを収集し、Facebookのサービスや製品の品質向上のために使う、とされていることで物議を醸しています。

米Apple社のティム・クック（Tim Cook）CEOは、先日中国・烏鎮（WUZHEN）で行われたWorld Internet Conference（世界インターネット会議）において、Appleが中国の言論の自由のために戦う道徳義務を履行していない、という批評に対して、反論を展開しています。

ブルームバーグの報道によると、Appleのティム・クック（Tim Cook）CEOが本日、中国で行われたワールド・インターネット・カンファレンス（World Internet Conference、世界インターネット会議）で基調講演を行い、その内容はプライバシーとセキュリティ、そしてヒューマニティに及びました。今回のワールド・インターネット・カンファレンスは、中国国家インターネット情報事務室と地方政府が主催したもので、中国の外からは、今回のカンファレンスによって中国が行っているインターネット上の審査や、インターネット上の秩序を保つ手法について、世界に向けて宣伝する形になったようです。

昨日夕方頃、当ブログサービス【1coin VPNサービス】において、使用しているサーバが急に接続が悪くなり、かなり長い間時間をかけないとデータが伝送できない、という状況になりました。おそらく、以前使っていた暗号化方式に対して、某国当局の規制が入ったのではないかと推測されます。

10月18日に習近平国家主席の演説から始まった”十九大”開催後も、そのネット規制の手は緩むことはないようです。他の多くのVPNサービスが使えなくなり、また開催期間中は対応しないなど匙を投げているところもあるようです。そんな中、当方の切り替えた2つのサーバのうちの1つが、10月19日の午後2時頃また塞がれてしまいました。。

中国では明日、10月18日から国会にあたる”十九大”が開かれます。正式名称は”中国共産党第十九回全国代表大会”で、これを略して中共”十九大”となっています。この”全国代表大会”は中国共産党の中央委員会が5年ごとに招集するもので、この大会を含む、中国共産党中央委員会主催の会議の前後及び開催中はネット規制が更に厳しくなることが恒例となっています。

中国のネット規制が最近強化され、とうとう中国でYahoo! Japan（ヤフージャパン）が提供する検索サービスができなくなってしまいました。

中国のネット規制強化で、iOSでは中国のApple IDアカウントによるApp Storeからは軒並みVPN接続用アプリが消え去ってしまいました。iOSのApp Storeでのアプリ削除による規制が始まった当初は、比較的大手のVPN業者のものが削除されていたのですが、その後小さい業者のものも削除され、そして暫く問題がなかったShadowSocks接続のアプリも削除された形になります。

本日、レコードチャイナさんの「中国がネット規制回避の未認可VPN禁止、影響と対策は」という記事で私が取材された記事が公開されました。以下の先日のブログ記事の内容と被るところもありますが、まじめに答えたつもりです。

昨日、Yahooニュース（時事通信社）をはじめ、各大手新聞などでも中国政府当局（工業・情報化省、以下工信部）のVPN規制強化についてニュースが駆け巡った。実際中国でVPNを使っている者として、また中国国外ではあるがサービスを提供している者として、このニュースについては非常に多くの方からお問い合わせを受けたので、記事にまとめておきたいと考えた次第。

先日行われたApple主催の世界開発者会議（WWDC 2016）にて発表された次世代iOSの【iOS 10】と【macOS 10.12 Sierra】のデベロッパ（開発者）向けプレビュー版で、これらのバージョンからVPNのPPTP接続方式（プロトコル）が使用不能になることが判明した。そしてなんと恐ろしいことに、iOS 9やOS X 10.11からアップデートした場合、PPTPのVPN設定やプロファイルは何も警告なしに消去されてしまうことも判明している。

中国のThe Great Firewall（GFW）によるネット規制は厳しくなるばかり。もともとTwitter、Facebook、Youtube、Instagram、Gmailなどには接続できなかったが、最近は完全に塞がれてしまったVPNプロトコルもあり、またプロトコルによってはすぐに追跡されて接続先のアドレスやIPが塞がれてしまうようになっている。今のところはPPTP接続が最も有効なので、当サイトで紹介している有料VPNもいい。しかし有料VPNだと、VPNの業者がデータを監視したり盗んだりしていないとも限らないので、セキュリティ的に不安という方もいらっしゃるだろう。というわけで自前でVPSサーバを借りてVPNサーバ（PPTP接続）を立ち上げてみたらいいんじゃないか。。ということでやってみた。