当ブログにてイチオシで紹介している、
中国ネット規制回避方法の切り札、「12VPN」。

その12VPNが早くもiOS8β版段階で既にiOS8から導入された新しいVPN接続方式IKEv2に対応していることがわかっていたので、今回iOS8の正式版が出たところで使い方を紹介したいと思う。

なお、IKEv2方式は従来のPPTP、L2TP、OpenVPN、IPSec、Cisco接続等に比べ省電力のため、モバイルユーザに最適だったりする。iOS8にしている人でVPNを使いたい方はこの接続方式を選択することをお勧めしたい。

12VPNのiOS8 iKEv2対応プロファイル導入方法

■Step 1
12VPNのiOS8用プロファイルダウンロードサイトに、iOS8デバイスのSafariからアクセスする。
12VPNのiOS8用プロファイル（iPhone/iPad兼用）はここからダウンロード可能（12VPNへのログインが必要）。

■Step 2
追加したいサーバをタップすると次に進む。
今回はサーバが最近更新されたUS Los Angelsを選択（どこでもいいが、12VPNからのアドバイスは中国からの接続の場合は米国西海岸都市または日本のサーバがよいといわれている。広東省のみ香港もOK）。なお、どこかが繋がらなくなってもいいように、複数追加しておくといいだろう。

■Step 3
この画面が出たら右上の「インストール」をタップ

■Step 4
iOS8デバイスにパスコードまたはパスワードを設定している場合は入力し、右上の「完了」をタップ

■Step 5
警告が出るが、気にせず右上の「インストール」をタップ

■Step 6
下から更に選択メニューが出るので「インストール」をタップ

■Step 7
インストール完了画面が出るので、右上の「完了」をタップ。

iOS8用の12VPN Los Angelsサーバのプロファイルが追加されたことが確認できる。

■Step 8
iOS8デバイスから設定＞VPNを選択。先ほどのUS Los Angelsをタップして選択（1つだけの場合は選択ができない）。

■Step 9
右の「i」ボタンを押すと、オンデマンド接続（VPNが必要とされるところに接続が行われると自動的にVPNに接続するという機能。お好みでオン・オフを設定のこと。私は裸で中国のネットに繋ぎたくないので常にオンにしている）

■Step 10
あとは接続するだけ。先ほどの設定＞VPNの画面で、右上の接続スイッチをタップしONにする。オンデマンド接続を使えば、特にこの画面を呼び出さずに勝手にVPNがオンになるので便利だ。

中国ネット規制の現状。。回避にはVPNが必須

現在中国では、当ブログで何度かお伝えしたとおり先月LINEに対する規制を開始していることも考えると、相も変わらずネット上のアクセス規制や検閲を強める方針を崩していない。6月の天安門事件前後でのGoogle系サービスへの規制は少し緩和されたが、それでもまともに使えるとはいえないのが現状だ。

今回のIKEv2接続方式はまだ使っている人が少ないせいか、規制が殆どされていない。この接続方式で接続に失敗したことはこれまで一度もないし、更に省電力のためぜひ導入したいものだ。
私はオンデマンドで常に12VPNのIKEv2サービスで繋がっている状態だが、電池の減りは全く気にならないほどだ。

画蛇添足：ますます便利になる12VPN

上記のように新しいOSやデバイスにいち早く対応する12VPNは、非常に頼もしいサービスといえよう。
12VPNには当ブログ専用の30％オフクーポンがあるので、ぜひご利用いただきたい。

12VPNの導入で、中国でアクセス制限されていたサイトも、まるで日本にいた時のような快適さで見ることができる。
ぜひご検討を。

ただし、脱獄している人はiOS8にできないため、苦渋の選択となる。IKEv2やiCloud Driveをとるか、脱獄をとるか。。私個人はiPhone6 Plusは既にiOS8なので仕方ないとして、これまでのメインマシンのiPhone5sは脱獄したままにしている。
ただiOS8はまだまだバギーだし、本日はiOS8.0.1がリリースされて1時間半後にすぐ取り下げられるなどAppleでも前代未聞の不安定な状態であるのが不安なところ。

記事は以上。