ちょっと残念なiPhone Xパクリ中華スマホ”OWWO X”、顔認証機能つきでなんと2万5千円!

投稿日 2018-02-15
更新日 2018-02-17
著者 xiaolong
カテゴリー Apple関連ニュース
カテゴリー iPhone X

去年のiPhone Xのリリース発表で、Appleは初めて全面ディスプレイの端末を世に送り出しました。正面に醜いノッチはあるものの、中国国産メーカーのパクリには、例外に漏れずやられてしまったようです。。

iPhone Xパクリ中華スマホ、その名も”OWWO X”

それが、中国のとあるスマホメーカー”OWWO（なんて読むんだ！？）”によるローコスト版の”X”です。最近外観と仕様が公開されまして、外観はまあ、それなりにできてます。しかしスペックがやはりちょっと恥ずかしいレベルです。。

中国国産”X”の全面ディスプレイにもあのノッチが。。しかしさすがにちょっと目立ちすぎますね、白はあまりにやり過ぎな感じです。

しかしベゼルが極限まで狭まっているのはiPhone Xと似ています（宣伝用画像によるもので、本当かどうかわかりません）。またセンサーや自撮りカメラなどの位置はそれほど変わらずです。しかしスペックなどはiPhone Xと比ぶべくもありません。

なんと顔認証機能も搭載

なんと驚くべき事に、何とこの中国産”X”にも顔認証機能もついています。ただ、当然のことながらFace IDとは比べものにならないレベルの代物と思われます。。

そして性能の悪い顔認証のみという安全装置で、本当に使いやすくなるのかは。。よくわかりません。ジェスチャーロックに変えた方がいいんじゃないかと思ったりします。。

白いノッチと金のベゼルが品を感じさせない作りに

白い背面に縦のデュアルレンズの黒いカメラは、iPhone Xのシルバーモデルと似ていますが、ベゼルが金なのとノッチが白なのがやっぱり品を感じませんね。

カラバリにはなんとブルーも。。

カラバリにはブラック、ホワイトの上に更にブルーという3種類があるんですが、、当然iPhone Xにはブルーはありません。そしてそのブルーの仕上がりはまるで評判が悪かったiPhone 5cのような感じです。。

その他詳細スペックはこれだ

その他のスペックとして、ディスプレイサイズは5.7インチで、18:9の全面ディスプレイ2.0で、解像度は1920×1080ピクセルだということです。。（ちなみにiPhone Xは2,436 x 1,125ピクセル解像度）。

CPUにはMediaTek Helio X25の動作クロック2.5GHzの10コアCPUを搭載、DRAMは3GBを搭載、内蔵フラッシュメモリは32GBしかありません。そしてカメラは背面が1,600万画素、前面が800万画素です。画素数でいえばiPhone Xはそれぞれ1,200万画素と700万画素なので、勝っているといえますが、もちろん今のカメラの性能は画素数よりもCMOSセンサーの性能の方がもっと重要で、当然この中国国産”X”のカメラがiPhone Xほどいいわけがありません。OWWO Xは5000万画素の超鮮明な画質の写真が撮れる、と豪語してますが。。

更に、WCDMAだけではなくCDMA 2000のキャリアにも対応のSIMフリーで、バッテリー容量は3,180mAhということです。バッテリー容量は何気に大きいですね（ちなみにiPhone Xのバッテリー容量はiPhone 8 Plusよりも大きい2,716mAh）。

OSはAndroid 7.0

そしてもちろん、iPhone Xと異なるのはOSです。OWWO XにはAndroid 7.0が搭載されていす。ただ、かなりiOSに似せてカスタマイズしているようですね。そういえば、以前シャオミ（小米、xiaomi）のmi Note Proを使っていたとき、iOSそっくりそのままのテーマがあったのを思い出しました。