折りたたみiPhoneの【iPhone Duo】を「左手」で操作する実機動画が公開されています。Tom Hitchins氏(@bytereview)は、閉じた状態のアウターディスプレイで左親指を右側のDockまで伸ばし、アプリを操作しています。左利きの人にとって参考になる実例ですが、購入判断の際には「指が届くか」「普段の握り方で繰り返し操作できるか」を吟味しなくてはなりません。
なお、下のApple公式のiPhone Duoを片手で持った画像ではこんなに指が長いのか?加工していないか?とSNSで物議を醸していましたね。

右利きの投稿者による左手操作の実例
Hitchins氏の操作動画では、左親指が画面右側のDockに届く様子が紹介されています。このブログをご覧の方でご存知出ない方はいらっしゃらないと思いますが、念のためDockとは、従来のiOSでは下側に表示されているバーのようなところで、よく使うアプリのアイコンをまとめた部分のことです。
Hitchins氏の評価は「まずまず使える」という控えめなもので、普段は右利きの同氏が左手で試しているからということも考慮に入れておく必要がありそうで、本当の左利きの利用者が長期間使ったレビューとは違うことに注意が必要です。
Dockの左右切り替えは現時点では未確認なので、購入を検討する人は、まず右側にDockがある状態で自分の左親指が届くかを実機で確認した方がいいでしょうね。
閉じると高さが抑えられる一方、横幅はiPhone 18 Proより約17%増
片手操作をしたいと考えたときには、iPhone Duoの本体幅を見なくてはなりません。Appleの日本語仕様によると、閉じたiPhone Duoは幅84.1mm、高さ117.8mmです。一方、iPhone 18 Proの公式仕様は幅71.9mm、高さ150.0mmです。ケースを付けない本体同士で比較すると、iPhone Duoは12.2mm幅広く、そして高さは32.2mm低くなります。
公式仕様の寸法からの幅の増加率は約17.0%です。iPhone Duoは縦方向が短くなったので一番上側にあるアイコンや戻るボタンがタップしやすくなるという意味では片手で扱いやすいかもしれませんが、左手で本体を支える人には、今度はDockに指が届くかという問題が新たに発生することになります。
AppleもiPhone Duoの製品ページで、閉じた状態ではよく使うコントロールが側面へ移り、アプリを表示する縦方向のスペースも広がると説明しています。操作部を画面の端へまとめる設計は、表示領域を確保する利点があります。しかしそれは右利き、右手で操作することのみが想定されているといえそうです。左手で握った際の使いやすさは、恐らく考慮されていません。
持ち運ぶ際の大きさは、当ブログのiPhone DuoとiPad miniのサイズ比較でも整理していますが、基本的にiPhone Duoくらいの横幅になると、片手のみの操作は不安定になるかもしれません。
店頭で試したい、Dockを往復する操作
もちろん個人の指の長さや手の大きさは人ぞれぞれです。
店頭で試す際は、iPhone Duoを左右の手で普段どおりに握り、Dockからアプリを開く操作を繰り返してみてください。左利きの方は、右端へ親指を伸ばした際に、本体を毎回握り直すか、右手で支えるかまで見たほうがよいでしょう。
続いて、アプリ内をスクロールしてから再びDockを操作すると実際の使い方の検証ができます。指先を一度伸ばせても、読む操作とアプリを選ぶ操作のたびに持ち方を変えるなら、日常の片手操作ではその手間が繰り返されることになります。左利きの人だけでなく、右手を空けるためにスマートフォンを左手で持って操作したい方にとっても、Dockがうまく使えるかは大きく使用性を左右する要素かと思われます。
小龍的にはこう思った
小龍的には、iPhone Duoはよほど手が大きい人でもない限り、基本的には片手で操作するのに向いたデバイスではないと考えた方がよいと思います。
そしてどうしてもiPhone Duoで確実に片手操作をするなら、リングのようなものをつけたほうがよいかと思われます。何もケースやリングなどをつけず、横幅が17%も広がった状態で片手で無理に操作すると、地面に落としてしまうことは必須です。ちなみにiPhone 17 Pro Maxでも私は昨年購入直後にケースをつけていない状態で落としたことがあります。。ましてや36万円以上するiPhone Duoのことです。いくらApple Care+をつけたとしても、ちょっとでも落として壊したくないですよね?
Appleの日本向け案内では、iPhone Duoの予約開始は10月16日午後9時、発売は10月23日です。記事作成日の9月27日時点では、まだまだ発売前です。使い方についてはじっくり検討し、できれば店頭で実機を操作してから購入なさることをお勧めします。安い買い物ではないですので、後悔はしたくないですよね?
記事は以上です。
(記事情報元:Instagram @bytereview、Apple)


