Apple、iOS 11.2.5までの認証発行を終了。iOS 11.2.6にしか復元できないように

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Appleは昨日、iOS 11.2.6より前のSHSH認証を終了(ストップ)しました。これによって、iOS 11.2.5を含むそれ以下のシステムにダウングレードしたり、アップグレードしたり、またはバージョン維持復元をすることは不可能となりました。復元しようとしても、不明なエラー(3194)が発生して復元ができなくなっています。

その結果、記事更新現在は、最新のiOS 11.2.6への復元しかできなくなっています。Appleは一般的、iPhone/iPadのセキュリティ性能を保つため、最新のセキュリティ対策が施されている最新のiOSにアップデートするようユーザに促しています。全体的に最新バージョンの適用が進むことで、iOSエコシステムのセキュリティを保証するという狙いもあります。

iOS11.2.6_OTA_update

iOS 11.2.6リリースから10日で以前のバージョンのSHSH認証終了

iOS 11.2.6がリリースされたのが2月20日なので、最新版がリリースされてから10日で以前のバージョンのSHSH発行が打ち切られたことになります。10日という期間は平均的といっていいでしょう。

iOS 11.2.6では特定の文字列を受信することで発生する不具合を修正

iOS 11.2.6では、特定の文字列(インドのテルグ文字など)を受信して開くと再起動やフリーズしたり、再起動ループに陥るなどのiOS 11.2.5までの問題が修正されています。ということで、一般的には全てのアップデート可能な端末(64bitデバイス)を持っているユーザにiOS 11.2.6へのアップデートが推奨されています。

脱獄犯は要注意

もしiOS 11の脱獄をどうしてもしたい人は、現在アップデート可能なiOS 11.2.6にはせず、iOS 11.1.2以下のバージョンのまま維持することで脱獄ができるようになる可能性がありますが、そのことによって重大なセキュリティホールが存在したままになるため、ご注意ください(最悪端末が踏み台にされて他人にも迷惑がかかる可能性もあるので、脱獄にものすごくメリットを感じているか、或いは業務等に必須の人以外は、iOSを最新のものにアップグレードすることを強くお勧めします)。

記事は以上です。

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