Appleの幹部がインタビューで、先月発表・リリースされたTouch Bar及びTouch IDが導入された初めての新型MacBook Proの販売が非常に理想的で、サプライヤーに対して増産を指示したと答えたように、多くの状況証拠が新型MacBook Proの売れ行きがいいことを示している。
MacBook Proの販売金額をApple及び競合他社の他機種と比較したグラフ
そして最近マーケティング機構のSlice Intelligenceによるデータによって、MacBook Proの売上の他の機種と比較が一目瞭然となっている。
新型MacBook Proは確かに売れている
Slice Intelligenceのデータによれば、MacBook Proは発売後5日間で、昨年リリースされた12インチRetina MacBookの現在までの販売額の78%を達成したことがわかる。また競合他社のMicrosoftが1年前にリリースしたSurface Bookの販売額と比べると、新型MacBook Proの販売額は既に4倍に達している。当然、これはMacBook Proそのものがここ数年大きなアップデートがなく、ユーザはずっとこのアップデートを待っていて、一気にここで財布の紐を緩めた可能性は否定できないが。
ただし、これまでMacBook Proの更新がなかったことの反動によるものかも
Slice Intelligenceによれば、多くの消費者がMacBookのアップデートを待っているうちに、WindowsシステムのノートPCに移行してしまったという。統計によれば、2014年にAppleのノートパソコンを買ったユーザのうち、40%がApple以外の別のブランドを試してみたことがあるという。Slice Intelligenceによれば、この結果は440万ものオンラインショッピングユーザの行動分析から得た結果とのことで、かなり数量的には信頼のおけるデータといえそうだ。
記事は以上。
(記事情報元:Slice Intelligence、CNet)