【日本は未対応】iPhone Handoffの料金が出揃う、Verizonは月約1,580円でT-Mobileの2倍

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iOS 27の新機能【iPhone Handoff】は、1つの電話番号を2台のiPhoneで共有し、ロックを解除した側のiPhoneへ回線が移る仕組みです。この機能の料金は、米Verizonの10月16日の発表で4社分が明らかになりました。Verizonは月約1,580円(10ドル)、既に提供中の米T-Mobileは月約790円(5ドル)、英EEは月約1,050円(5ポンド)、独Deutsche Telekomは月約1,230円(6.95ユーロ)です。EEとDeutsche Telekomは上位プランなら追加料金なしで使えます。有料の場合だけ見ても、最安の約790円から最高の約1,580円まで2倍の開きがあります。その一方で、Appleの日本語サポートページが対応事業者として載せているのは今も米T-Mobileと独Deutsche Telekomの2社だけで、日本のキャリアはまだ一覧の外です。

iPhone Handoff(通信事業者の料金)

4社の料金を円で並べると、Verizonだけが突出

以下は基本の回線契約に加える料金です。各社の公表額を円換算した参考値で、税金・手数料や契約プランによって実際の請求額は変わります。

  • 米T-Mobile:月約790円(5ドル)。9月のiOS 27の配信に合わせて提供を始め、米国では今のところ唯一の対応事業者です(MacRumors)
  • 独Deutsche Telekom:月約1,230円(6.95ユーロ)。既存のMultiSIM(1つの契約の番号とデータ容量を追加のSIMでも使う仕組み)の扱いで、MagentaMobil LにはMultiSIMが1枚、XLには2枚込みなので追加料金なし(iphone-ticker.de)
  • 英EE:月約1,050円(5ポンド)の縛りなしの月契約。最上位のFull Works Plusプランは追加料金なし。10月15日発表で提供は「近日」(EE公式発表)
  • 米Verizon:月約1,580円(10ドル)。iOS 27対応機種が対象で、発表文ではiPhone 18 ProとiPhone Duoを名指ししています。10月16日発表、提供は「近日」(Verizon公式発表)
  • 米AT&T:9月にCNETの取材へ「iPhone Handoffのような機能には可能性があるかもしれない」と答えただけで、具体的な提供時期は示していません(9to5Mac)

年額にするとVerizonは約1万9,000円(120ドル)、T-Mobileは約9,500円(60ドル)です。同じ国の同じ機能でVerizonはT-Mobileのちょうど2倍の値付けをしてきました。MacRumorsによると、AppleはVerizonが年内に対応すると以前から案内していたということで、今回の発表はその予告どおりの対応です。Verizonは同じ発表で、iPhone Duoへの乗り換えと対象回線の追加契約を条件に、Apple Watch Series 12やiPadの端末代を月々の割引で還元する施策も案内しています。iPhone Duoを買う人を他社から引き抜く材料の一つとしてiPhone Handoffを扱っているということで、月約1,580円はかなり強気の値段ですね。

追加料金なしの上位プランと、単品での課金

同じ機能でも、上位プランに含める会社と、追加料金を設定する会社があります。Deutsche Telekomでは、既存のMultiSIMの料金が適用されます。しかもiphone-ticker.deによると、そのMultiSIMの単品料金自体が2026年4月1日に約880円(4.95ユーロ)から約1,230円(6.95ユーロ)へ約4割値上げされています。EEは最上位プランへの誘導に使い、Verizonは単品で課金します。Apple自身の日本語サポートページも、登録時に通信事業者の料金が発生する場合があるとして、契約先へ問い合わせるよう案内しています。

日本の読者に馴染みのある物差しとしては、NTTドコモがApple Watchなどに提供しているワンナンバーサービスが月550円(税込)です。こちらは1つの番号でスマートフォンとApple Watchのどちらでも着信を受けられる仕組みなので、片方だけが有効になるiPhone Handoffとは別物です。それでも「1つの番号を2台目の端末で使う」料金として見ると、T-Mobileの約790円はこの延長線上にあり、Verizonの約1,580円はワンナンバーサービスの3倍近い水準です。

日本の対応事業者は一覧外、Apple Watchの接続にも注意

当ブログでも9月にお伝えした通り、Appleのサポートページに載る対応事業者は配信当初から米T-Mobileと独Deutsche Telekomの2社です。EEとVerizonが対応を発表した後も、日本語ページの一覧は10月18日時点で2社のままです。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社も、中国の3社も、この一覧の外です。

Verizonの発表では、iPhone DuoとiPhone 18 Proの使い分けが例に挙がっています。当ブログでもお伝えした通り、日本のiPhone Duoは10月16日21時の予約開始から約30分で発売日分が売り切れ、ITmedia MobileによるとApple Storeの出荷予定は2027年1月22日まで延びています。この出荷予定から、来年1月のキャリア対応状況まで決めることはできません。現時点で2台を使い分けるなら、eSIMクイック転送に対応した契約で番号を移す方法があります。両方のiPhoneをそれぞれ単独で通信させたい人は、別々の回線を契約する方法も選べます。

対応キャリアで使う場合も、Appleのページには押さえておきたい注意が3つあります。まずApple Watchはペアリングした1台に付いたままで、iPhone Handoffで回線が移ってもApple Watch側の接続先はそのままだということです。ペアリングしたiPhoneを置いて出かけても、Apple WatchはWi-Fiや有効なモバイルデータ通信で接続できます。そのどちらも使えない場合に、通話やメッセージなど一部機能が制限されることがあります。Appleは、普段最もよく使うiPhoneとのペアリングを勧めています。

解約の注意点として、iPhoneからeSIMを削除しても、キャリアに停止を依頼するまで料金が請求され続ける場合があります。やめるときはキャリアへの手続きが必要です。設定には、iOS 27以降のiPhoneを2台用意し、Wi-Fiに接続する必要があります。同じApple Accountを使い、「iCloudにメッセージを保管」を有効にして、FaceTimeとiMessageにも同じアカウントでサインインする必要もあります。もちろん、対応事業者のeSIMも必要となります。

小龍的にはこう思った

小龍的には、同じ米国でVerizonがT-Mobileの2倍を設定した点が気になります。発表済みの月額で計算すると、年間の差は約9,500円です。Verizonの既存利用者なら、この追加料金と回線の基本料金を合わせて考えることになります。Handoffの差額だけで乗り換えを決めると、基本料金や端末の割引でかえって高くなることもあるでしょう。

EEのFull Works Plusのように追加料金なしで使える場合も、既にそのプランを契約している人ほど利用しやすい仕組みです。Handoffだけのために上位プランへ変える人は、元のプランとの差額が単品料金を超えるかどうかが判断の分かれ目になります。

日本でiPhone Duoと今のiPhoneを使い分けたい人も、まずは同じ番号を移して使うのか、別々の回線で両方を使うのかを決めると、必要な契約がはっきりします。Appleの対応事業者一覧に日本のキャリアが加わった時点で、Handoffの料金と比べればよいと思います。

個人的には、早く中国キャリアが対応してくれないかな。。と思います(ほぼありえませんが)。今回購入した香港版のiPhone Duoは、eSIMしかありません。中国では中国本土版と身分証をキャリアに持ち込まないとeSIMは発行されませんので、使えないのです。でもこれがあれば、現在持っているiPhone 17 Pro Maxに入れた中国キャリアの物理SIMによるHandoffでiPhone Duoを使用することができます。早くそうなってほしいです。個人的には、深圳の華強北で魔改造して、物理SIMを入れられるようにして使用する予定です。あくまでも、予定ですが。。

 

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors、Appleサポート。円換算は三菱UFJ銀行の2026年10月16日公表の仲値TTM、1ドル=158.19円、1ポンド=209.95円、1ユーロ=177.36円で計算した参考値です)

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