破竹の勢い!中国のiPhone6/6 Plusの予約数量が3日で2,000万台突破

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破竹の勢いは止められない。

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10月10日にとうとう始まった、中国(大陸)のiPhone6/6 Plusの予約販売。本日朝までに、中国の大手ネットショップJingdong(京東商城)の予約数量が1,000万台を突破したという。市場予測では、これに三大キャリアとその他のプラットフォームでの予約数量を合わせると、iPhone6/6 Plusの合計総予約数量は本日までで2,000万台を超えているといい、この予約数量はこれまでのiPhoneではみられなかった空前の記録となる。

iPhone6/6 Plusの組立工場も潤っている

このiPhone6/6 Plusの中国の予約数量がここまで爆発的に大きいことから、この2種類の新型iPhoneの組立工場である台湾鴻海グループのFoxconn(フォックスコン、富士康)やPegatron(ペガトロン、和碩)は儲かってウハウハしているに違いない。先月のこの2社の営業収入は、それぞれ設立以来3番目と2番目の記録となっており、iPhone6/6 Plusのこのフィーバーぶりをみる限り、今季の営業収入はこれからも伸び続け、Foxconnの営業収入は50%アップし、Pegatronは新記録を樹立するチャンスがあるとみられている。

iPhone6/6 Plus効果でApple株だけは下落を免れる

先週木曜と金曜日(9日と10日)、米国の株価が下落したが、Appleの株価だけは安定を保ち、10日には0.3%しか下がらなかった。この米国の2日間の大下落に比べ、Appleは8日は100.8米ドルから10日の100.73米ドルと、殆ど影響を受けなかった。やはり市場のAppleへの評価は非常に高いといえる。

iPhone6/6 Plusの中国大陸の販売成績によってAppleの業績評価も変わる。。

iPhone6/6 Plusは今週金曜日の17日に正式に中国大陸で販売開始され、10日には中国三大キャリアとApple公式サイトやAppleと提携している小売商で予約が始まっていた。Appleにとって米国に次ぐ第二の市場とされている中国での成績は、当然多くの人に注目されるポイントだ。

中国の三大キャリアの中国移動(チャイナモバイル)、中国聯通(チャイナユニコム)、中国電信(チャイナテレコム)は公式に予約数量を発表していないが、報道によれば、三大キャリアは予約開始後6時間以内に予約数量が100万台を超え、あるサイトの調査では、初日でこの3社だけで合計1,000万台の予約があったとされている。

また冒頭に書いたとおり、中国ネットショップ大手のJingdong(京东商城)ではiPhone6の予約数量が466万台を超え、iPhone6 Plusは482万台を超え、合計で948万台を超えたという。業界内での楽観的予測では、上記の三大キャリアとその他のプラットフォームにおいて、中国のiPhone6/6 Plus全体の予約数量は既に2,000万台を突破しているという。

画蛇添足:公式サイトではそれほど人気があるように思えなかったが。。

10月10日の予約開始日に書いた記事で私がApple中国公式サイトで確認したところでは、初速はそれほどなく、iPhone6/6 Plusの64GBが人気だった以外はほとんどの機種・機体色・容量が初日に手に入る状態がずっと続いていた。現在は初日に配送のものは皆無で、1〜2週と2〜3週という納期になっている。

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香港のオンラインApple Storeでは、現在もiPhone6/6 Plusの全ての種類が全く購入できない状態が続いている。来月か再来月くらいまでには落ち着くと思うが、やはり大変な人気だ。中国特有の増値税が載らない分、香港の方が価格は安い。それが人気の理由だ。

しかしこれだけ多くの人が購入して、買った人が失望しないことを祈る。
私の場合はiPhone6 Plusをだいぶ使って慣れてきたが、まだ多くのアプリがiPhone6 Plusの解像度に対応していない。iOS8.0やiOS8.0.2がかなりバギーなのも気になる。

iOS8.1で安定性向上が図られ、サードパーティアプリの解像度対応でもっと使いやすくなると思うのだが。

記事は以上。

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