【iPhone Duoとの比較も】iPad mini新型は10月か、OLED化で約11万6,500円?

  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

次のiPad miniは、OLED画面と耐水性を高めた筐体を採用し、10月に登場する可能性があります。MacRumorsが紹介したBloombergの予測は10月末までの発売です。気になるのは価格で、報じられた値上げ幅を現行の日本価格に比例させると約11万6,500円になります。これは本稿で計算した参考額で、日本の販売価格は未発表です。

OLED画面とスピーカーの開口部を省いた筐体を描いた、新型iPad miniの想像図

※画像は報道されているOLED画面と筐体の設計をもとにした想像図です。

8.4インチOLEDと60Hzの噂

7月の報道では、新型の画面は8.4インチのOLED、リフレッシュレートは60Hzとされています。同記事は6月末のパネル量産報道にも触れています。現行の8.3インチLiquid RetinaディスプレイからOLEDに変更になるのであれば、画面の大きさよりも、暗い場面の黒や明暗の表現が主な変更点となります。個人的には、現行機のベゼルの大きさが気になるところですが。

OLEDとProMotionは別の仕様です。報道どおり60Hzなら、OLEDになってもスクロールの更新頻度は据え置きとなります。滑らかな表示を目当てに待つ人は、発表時に「OLED」の文字だけでなく、リフレッシュレート仕様を確認する必要があります。そしてこの60Hz説もリーク段階の情報なので、100%信じられるものではありません。

新型iPad miniに搭載されるチップ(SoC)にはA19 ProとA20 Proの両説があります。以前にもmacOSのコードから未発表製品の情報が見つかった件を取り上げました。ただ、開発中の情報から発売モデルの構成まで確定させるのは早計といえます。チップの種類もまだ噂段階で、もちろんAppleからの正式発表を待つしかありません。

スピーカーの穴を減らす耐水設計

耐水性に関する報道では、従来のスピーカーの穴をなくし、画面や筐体を振動させて音を出す方式が挙がっています。水の入り口を減らせるなら、台所など水滴がかかりやすい場所での使い方にも関わります。正式な耐水等級や利用条件は未発表です。浴室での使用を考えている人は、発売時の仕様と注意事項を確認してください。

耐水設計でも、修理時の負担は保証の条件によって変わります。現行のApple製品1年限定保証は液体接触による損傷を対象外としています。一方、AppleCare+には液体接触を含む事故による損傷の補償がありますが、修理には所定のサービス料がかかります。購入時には、本体価格に加えてAppleCare+の加入料と修理時のサービス料も確認する必要がありそうです。

約11万6,500円という試算の前提

現行のiPad miniは、2024年10月の発売時に7万8,800円からでした。現在の128GB・Wi-Fiモデルは9万9,800円です。同じ日本の税込価格で2万1,000円上がっていますが、これは単に為替レートでの差額(円安の影響)というわけでもなさそうです。

MacRumorsのまとめでは、日本の公式価格9万9,800円に当たるモデルの米国価格は599ドルです。新型はここから最大約1万5,600円(100ドル)高くなる可能性があるとしています。米国価格が599から699へ上がる割合を日本価格に当てはめると、9万9,800円×699÷599=約11万6,461円。約11万6,500円という試算です。新型の容量・日本での価格設定が未発表なので、これは同じ価格比率を仮定した計算になります。

ちなみにAppleの価格比率は1ドル=約167円となっています。今は少し円安が抑えられていますが、Appleとしては今後も円安状況が更に進むと判断して相当なバッファを置いているということになります。

約11万6,500円をiPad mini現行機発売当初の7万8,800円と比べると、差は3万7,700円、3万7,700÷7万8,800×100=約47.8%増です。ただし、そのうち2万1,000円は現行機の現在価格から上がった分です。新型iPad miniでは純粋に本体のOLED化に伴う追加負担やメモリ価格上昇分として100ドル分値上げがあると仮定して、Apple計算レートを適用すると現行機の現在価格から約1万6,700円の上乗せ、ということになります。

iPad miniの日本価格は発売時78,800円、現在99,800円。新型は日米価格比率を仮定して116,500円と試算。新型の価格と容量は未発表

実線は現行機の公式価格、破線は新型の試算です。新型の日本価格・容量は未発表です。

iPhone Duoとの差は組み合わせ次第

気になるのは来月Appleの初めての折りたたみiPhone、iPhone Duoが10月16日に予約開始、23日に発売となることですよね!これはiPad miniを置き換えるモデルとも考えられています。

しかし新型iPad miniも同じ月に登場するなら、新たに比較検討をしなければなりません。当ブログでも書いたiPad mini本体サイズとiPhone Duoへの置き換え価格の比較も、新価格で考え直す必要がありますね。

新型iPad miniとiPhoneとの2台持ちをするとして、iPhone 18 Proの256GBは21万9,800円、iPhone 18 Pro Maxの256GBは23万9,800円(どちらもストレージは最小構成)ですので、それぞれに新型iPad miniの試算額11万6,500円を足すと、合計はiPhone 18 Pro+新型iPad miniで33万6,300円となり、iPhone 18 Pro Max+新型iPad miniで35万6,300円となります。そうなるともし1台に集約するとして、36万4,800円からのiPhone Duoとの差は、それぞれ2万8,500円と8,500円になります。いずれも本体を新品で買う税込価格の比較で、値引き・下取り・通信料金・別売りのペンは含めていませんが、前回のiPad mini現行機の現在価格を用いたiPhone 18 Proとの2台持ちとの価格差は4万5千円だったので、差はぐっと縮まる感じになりますね。

もちろん、どちらもiPhoneとiPad miniの2台持ちにした方が安くなる計算です。ただ、iPhone 18 Pro Maxとの組み合わせなら差は8,500円まで縮み、持ち歩く機器をまとめるために追加する金額は小さくなります。一方、今のiPhoneを使い続けてiPad miniだけを買い替える人の支出は、試算上11万6,500円です。iPhone Duoの36万4,800円との差は24万8,300円もあり(下取りは考慮に入れておらず、純粋に追加するとして)、この辺りはどうするか悩み所ですね。

小龍的にはこう思った

小龍的には、iPad miniと価格が近いiPad Airとの比較も気になります。11インチiPad Airの128GB・Wi-Fiモデルは12万9,800円から。新型iPad miniの試算額との差は1万3,300円です。持ち歩く小ささを優先するならiPad mini、机で資料を広げたり書き込んだりする面積を優先するならiPad Airと、用途によって選ぶ機種も変わりますが、iPad miniのサイズ感が好きな方も多くいらっしゃるのではないかと思います。もちろんサイズが大きく違うので、収納方法や重さも変わってきます。

すでにiPad miniをお使いの方が新型を導入するかについては、OLEDによる表示の変化と耐水性の強化が違いとなりそうですので、それが買い替えに払う金額に見合うかが焦点となります。特に滑らかなスクロールを期待している場合は、60Hz据え置きの噂も考慮に入れる必要があります。また個人的に気になるのはベゼルが狭くなって表示範囲が増えるかどうかです。

そういえば前回の比較記事に書いていませんでしたが、2台持ちについては大きなメリットがあります。iPad mini(或いはAir)とiPhone側をうまく使い分ければ、バッテリー駆動時間を大幅に伸ばすことができます。miniよりもAirだと更に駆動時間が伸びます。iPhone Duoは開いて使うとバッテリーの消費が多くなり、また1台をずっと使うことで発熱などもあり、バッテリー駆動時間に常に気を配る必要があります。2台持ちなら、そのストレスからは解放されそうです。iPadのバッテリーの持ちはiPhoneよりもいいですからね。あとは、収納が増えるのと、重さを我慢できるのであれば。。ですが。

しかし何と言っても、新型iPad miniも約11万6,500円で値上げと言ってもiPhone Duoの36万円強に比べたら3分の1以下の価格です。同じ10月に発売されるのであれば、iPad miniの購入に流れる人も多そうです。私自身も、ちょっとぐらつきつつあります。。

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors、Apple。米国の値上げ幅の円換算は1ドル=156.32円、三菱UFJ銀行の公表相場の仲値TTM(2026年9月18日時点、出典)を使用。新型の日本価格の試算には、本文に示した現行の日米価格の比率を使用しています。)

Visited 49 times, 1 visit(s) today
  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

この記事を書いた人