BGRの報道によれば、Digitimesからの情報として、インテル(Intel)の第7世代CPUでクアッドコアプロセッサ『Kaby Lake』に、ハイエンドゲーム用ノートパソコンとウルトラブック用に開発された初めてのHシリーズが加わり、それが来年1月(来月)のCESにて発表されるという。そしてAppleユーザにとって重要なことは、このHシリーズはMacBook Proに最適なプロセッサであることだ。
来年1月のCESでお披露目、インテルのKaby LakeのHシリーズ等のラインナップ
来年1月のCESでは、ASUS、GIGABYTE、MSIなどのメーカーがKaby Lakeを搭載した新機種の発表をするものとみられている。インテルは今年8月に既にKaby Lakeのラインナップを正式に発表しており、現在販売されているKaby Lakeプロセッサはモバイルデバイスと省電力コンピュータに用いられるタイプだけだ。
来年はKaby Lake搭載のMacBookシリーズに更新か
Kaby Lakeプロセッサは全部で5つにクラス分けされている。Appleにとっては、そのうち自社製品に使用するのはRetina MacBookに適用するクラスとMacBook Airに適用するクラスと、もう1つはMacBook Proに適用するクラスの3つに絞られる。その他の2種類はサーバや高性能ワークステーション、デスクトップに使用される(iMacに使用されるかもしれない)。
MacBook Proは新型が発表されたばかりだが、来年すぐにアップグレードか
Appleは10月にMacBook Proを更新したばかりで、このKaby Lakeに間に合わなかったため従来のSkyLakeアーキテクチャに止まっていて、Proと名乗るためには性能に疑問が抱かれているのも事実だ。これまでのAppleのMac製品のアップグレードの慣習をみるに、来年MacBook Proはマイナーアップデートによってプロセッサの性能がぐっと向上したモデルが登場する可能性が高い。
MacBook Proはすぐに飛びつかず、少し待った方がいいかも
そんなわけで、MacBook ProはTouch Barという新機能を備えて鳴り物入りで登場したが、”Apple製品は初物は避けろ”という格言の通り、今回は様子を見て、来年以降の性能アップモデルを買うのが賢明かもしれない。
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(記事情報元:BGR)