サイトアイコン 小龍茶館

CNBC:レアなApple製品コレクターのHap Plain氏、プロトタイプを250個以上所有

Hap Plain(ハップ・プレーン)さんという個人では世界一の所蔵品個数を誇る、レアなApple製品コレクターが、CNBCによって紹介されています。Plainさんはレアなものか、または販売されたことがないプロトタイプのApple製品を世界中から集めています。そのコレクションにはiPhone、iPad、Mac(Macintosh)、Newtonなど、様々な種類のものが含まれ、プロトタイプの数は250を超え、全部で約258個になっているそうです。

世界一のレアApple製品コレクター、Hap Plainさんのインタビュー動画

以下がCNBCによるPlain氏の紹介動画です。

eBayでレアApple製品やプロトタイプ製品を売買しているPlain氏

CNBCによると、PlainさんはeBay(世界最大のECの1つ)にその情熱的な趣味を傾けていて、レアなプロトタイプ製品を16,000ドル(約176万円)以上で販売しています。しかし彼はこれでお金儲けをしようとしているわけではありません。Plainさんは2つ以上所有しているプロトタイプ製品を販売しているだけで、更にレアな製品を買って自らのコレクションに加えるためにお金を使っているそうです。

Appleから邪魔が入ることも

またかつてAppleの法務部門がPlainさんに連絡を取ったことがあり、同社のプロトタイプ製品をオンラインで販売することは同社にとって好ましくないことを伝えてきたそうですが、Plainさんはどうやらやめる気はないようですね。

Plain氏のコレクションの一部

というわけでPlainさんが所有しているコレクションの一部は以下の通りです(写真は全てCNBCより)。

クリアケースに入ったMacintosh SE プロトタイプ

このシースルー(スケルトン)な感じは新鮮です。まるでスティーブ・ジョブズが復帰した後に発売された初代iMacを彷彿とさせるデザインですね。

クリアケースのNewton MessagePad 110プロトタイプ

商業的には失敗し、スティーブ・ジョブズによってプロジェクトそのものが停止された、あの伝説のデバイス「Newton MessagePad」ですが、Plain氏はそのクリアケースに入ったプロトタイプ製品を所有しています。しかもちゃんと動作します。マニア垂涎ものですよね。

Lisa

スティーブ・ジョブズの娘の名前が付けられた、Macintoshデビュー直前のデバイス。値段が高すぎて売れなかったのですが、当時全く新しかったマウスとキーボードによって操作するGUIを初めて商業ベースでリリースしたAppleの歴史的には非常に重要な製品、Lisa。売れなかったため、現存して動作する同機種の現物にはプレミアがついています。Plain氏はこのLisaをeBay上で”たった10万ドル(約1,104万円)以下”で販売しようとしたところ、Appleの弁護士に止められたそうです。

Macintosh 20周年アニバーサリーモデル「スパルタカス」

このMacintosh 20周年記念モデル、通称スパルタカス(開発コードネーム)の方が日本では通りがいいかもしれません。全世界限定1万2000台という限定販売で、当初は90万円という価格がついたのですが、その後不人気で投げ売りされてしまっていました。当時としては画期的なカラー液晶ディスプレイを今のiMacに匹敵するほどの薄いボディに埋め込み、そしてBOSEと一緒に開発した高性能スピーカーを備えた、最高にカッコイイマシンですよね。

Appleの共同創業者の2人のスティーブに贈られ、スティーブ・ジョブズは窓から投げ捨てたという本当かどうかよく解らないエピソードが残っているのがスパルタカスですが、Plainさんが所有するこのスパルタカスはCDドライブが修理されていて、Plainさんはその修理に550ドル(約6万円)を支払っているそうです。

各種iPhoneのプロトタイプ

初代iPhoneからiPhone 3Gか3GS、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 7のものと思われる、iPhoneのプロトタイプの群れ。これもすごいコレクションのうちの一部です。。

iPhoneディスプレイテスト用の基板でしょうか?

過去に紹介された、Plainさんが所有する初代iPhoneのプロトタイプ動画

なお、昨年Cult of Macは、動画でHap Plain氏が所有している初代iPhoneのプロトタイプを詳細に紹介しています。初代iPhoneのプロトタイプはまだホームボタンが未完成で、ディスプレイはプラスチック、ベゼル(フレーム)はまだ研磨されておらず、まさにプロトタイプといった感じの外観です。初代iPhoneのプロトタイプには実際に火を入れる(電源をオンにする)ことができ、iPodのホイール操作を採り入れた仮想クリックホイールによる操作のOS「P1=Acorn OS(iPodの父と呼ばれるトニー・ファデル(Tony Fadell)元SVPによる開発)」と、その後のiPhone OS(その後iOSと改称)の原型となる「P2(iOSの父と呼ばれ、iOS 6のAppleマップ問題で更迭されたスコット・フォーストール(Scott Forstall)元SVPによる開発)」が動作しています。

一回はこのHap Plainさんの家を訪れて、現物をこの目で見て実際に触ってみたいものですね。

記事は以上です。

(記事情報元:Cult of Mac, Patently Apple

モバイルバージョンを終了