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Apple直営店でiPhoneを購入しようとした男性、クレジットカード詐欺で逮捕

ハイエンドなデジタル製品は持ち運びやすく高値がつくことから、ありとあらゆる犯罪によって盗難に遭ったり、強盗に遭ってしまったりする。人によっては、詐欺によってその製品を手に入れることもある。Apple製品などはまさにそんな犯罪者達の格好のターゲットだ。

Chicago Tribune紙によると、Jose E. Baez-Polanco(以下Baez-Polanco)という名の男性が、先週木曜日の午後7:45頃にイリノイ州のApple Deer Park(Apple直営店)でiPhoneを購入しようとして逮捕された。その原因は、他人のIDを使って作ったクレジットカードで決済をしようとしたからだという。

Jose E. Baez-Polanco. (Lake County Sheriff’s Office)

現地の警察によると、これはDeer Park店店で昨年夏以来発見された14人目の詐欺犯だという。つまり、Baez-Polancoの前にも同じような手口で13人の犯罪者達がApple製品を購入しようとしたのだ。Baez-Polancoは既にLake Countyの監獄に監禁されており、保釈金は10万米ドル。そして彼は3月14日に法廷で裁きを受けることになっている。

犯罪者がApple直営店に侵入したニュースは最近よく聞かれる。以前は夜中に車で直接ガラスを突き破ってApple直営店に入って製品を強奪するグループもいた。またAppleの店内において歯でセキュリティケーブルを食いちぎってiPhoneを仲間に手渡して盗難をした輩もいる。

Apple製品は魅力的でリセールバリューも高いということもあり、狙われやすい。上記の事件はApple直営店で発生したことだが、それがiPhoneをお持ちの貴方の身の上で起こらないという保証はない。特に海外の比較的貧困な地域ではiPhoneは格好の盗難ターゲットだ。私自身も中国広東省珠海市のマカオ(澳門)とのボーダー、拱北口岸でiPhoneを盗まれたことがある。当時はまだ”iPhoneを探す”機能もなく、海外旅行保険のお世話になったが。。

ということでiPhoneをお持ちの方は、特に海外では盗難に遭わないよう気をつけよう。また必ずiCloudによるアクティベーションロックはかけておこう。

記事は以上。

(記事情報元:Chicago Tribune

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