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Apple、MacBook Airで中国国産ディスプレイパネルを初採用か

iPhoneやMacBookなどのApple製品はディスプレイの鮮明さで人々に深い印象を与えている。しかしそれは同時に、Appleがディスプレイパネルの製造に非常に厳しい要求を出していることも意味する。

AppleがMacBookディスプレイパネルに中国大陸のディスプレイメーカーを採用か

サプライチェーンからの情報によると、AppleのMacBookシリーズはサムスン、LGなどのディスプレイを使っているが、サムスンが最近キャパを調整したことから、Appleは新しいサプライヤーを探しているといい、そして新しく選ばれる可能性のあるサプライヤーは中国の”BOE Technology(中国語では京東方 JingDongFang、以下BOE)”だという。もしこの情報が正しければ、AppleのMacBookに初めて中国産のディスプレイパネルが採用されることになる。

 

使用されるのはMacBook Air 13インチ?

更に詳しい情報によれば、BOEは今年8〜9月の間にAppleの認証を取得し、同社は将来的に13.3インチのMacBook Airのディスプレイパネルを生産するという。

BOEは特別チームでAppleからの受注を勝ち取る

特筆すべきは、BOEは2年前に特別チームを設置していたことだ。そのチームはAppleの受注をとるための専門チームで、今年夏にようやくAppleの同意を得ることができたという。そして今年年末に小ロットでの納品をするという情報がある。Appleは10月末にMac製品ラインを更新するという噂があり、その中にはMacBook Airも含まれるといわれているが、その新型MacBook AirにBOEのディスプレイパネルが用いられるかどうかについてはわからない(年末納品ということであれば時期的に間に合わないだろう)。

 

中国国産ディスプレイメーカーの品質は日韓のメーカーとの差が縮まっている

業界内部では、中国大陸のディスプレイメーカーは既に長年大量の投資による技術開発を行っており、品質や良品率に関してはまだ外国製品とは一定の差があるものの、最近日本・韓国のディスプレイとの差が縮まってきているという。

日本が中国国内企業にお株を奪われるようになると、日本の製造業はますます危なくなってくるかもしれない。

 

画蛇添足 One more thing…

なお、BOEはこれまでiPhone のLCDディスプレイパネルの製造をしていたようだ。

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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