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OS X Yosemite 10.10.3アップデートで遅くなったFinderの動きを速くする方法

先日アップデートされた、最新のApple(アップル)Mac用OS、OS X Yosemite 10.10.3。

昨年秋にOS X 10.10がリリースされてから約半年、ようやく10.10.3になって安定してきたといわれている今回のOS X Yosemite。しかしこのOS X 10.10.3にアップデートすると、Finder(ファインダー)が時々非常に遅くなるという報告もなされている。

どのように遅くなるかというと、フォルダを開くときに、その内容が表示されるのが遅くなったり、スクロールやナビゲートが全体的にスローダウンしたりする。

あなたもOS X 10.10.3にアップデートした後、お悩みではないだろうか?

そんなOS X 10.10.3にアップデートした後Finderが遅くなる問題を解決するには、以下のいくつかの方法があるようだ。以下はMacIssuesの情報。

1. セーフモードで起動

起動時にShiftキーを押しながら起動することでセーフモードに入る。
これによってシステムがドライブチェックといくつかのシステムキャッシュをクリアしてくれる。起動が終了したら、Macを通常通り起動する。これによって問題が解決すればOK。

2. 手動でFinder関連キャッシュを削除

上記で問題が解決しなかったら、手動でFinder関連のキャッシュをクリアしてみよう。
手動でクリアできるキャッシュには、特にiCloud Drive(iCloudドライブ)関連のキャッシュデータが含まれる。このキャッシュはユーザライブラリの中にあるので、開くときにはFinderからユーザライブラリをOptionキーを押しながら開く。ライブラリフォルダが開いたら、Caches(キャッシュ)ディレクトリに移動し、以下のファイル或いはフォルダを削除しよう。

・com.apple.finder
・CloudKit > com.apple.finder
・CloudKit > com.apple.clouddocs
・CloudKit > com.apple.CloudDocs.container-metadata
・CloudKit > CloudKitMetadata
・CloudKit > CloudKitMetadata-shm
・CloudKit > CloudKitMetadata-wal
・com.apple.icloud.fmfd
・com.apple.iCloudHelper

完了したらユーザアカウントを一旦ログアウトしてまたログインするか、またはMacを再起動すればOKだ。
上記で問題が解決したか確認してみよう。

3. Spotlightインデックスをやめる

もう1つFinderが遅くなる要素として、システムをアップデートするとSpotlightが新しいファイルやフォルダを発見して再度インデックスを作る際にハングアップするという原因があるようだ。そんな時には、Spotlightの再インデックスが有効のようだ。

※スクリーンショットは私が使用しているOS X 10.9 Mavericksのものだが、基本的に一緒。

・システム環境設定でSpotlightの設定を開き、プライバシータブを選択
・+ボタンをクリックする
・Shift-Command-Cを押してハードディスクドライブを選択
・コマンドキーを押しながら、その他追加したいドライブを選択する
・選択ボタンを押して、プライバシーリストに追加する
・プライバシーリスト追加後、追加したドライブを選択して−(マイナス)ボタンを押す

以上で直ちに再インデックスが始まる。
再インデックスには数時間かかるが、上記の再インデックスをすることによって、Finderの高速化が望める。

もちろん、上記はシステム関連のファイルをいじることになるため、実行は自己責任で!

記事は以上。

(記事情報元:MacIssues)

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