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これぞ未来!?【シャオミ浄水器】を買ってみた!開封と組立取付と実践レビュー

中国のシャオミ(小米、xiaomi)は既に単なるスマートフォンメーカーではない。スマートホーム、スマート家電業界にも進出し、既に家電メーカーになりつつある。しかも品質が良く、安い。そしてスマホメーカーらしく、全てがスマホベースでコントロールできる、正にスマートホームエコシステムを構築している。

我が家も既にシャオミ空気洗浄機(バルミューダのコピーとされているアレだ。。)や、シャオミ無線ネット増幅器を2台も導入していたが、このたび浄水器も買ってみることにした!TDS水質検査ペンも既に購入していたのだが、日本のPanasonicの浄水器ではなぜかTDSが全然下がらなかったのが不満だったことも今回の購入のきっかけとなった。価格は1,299元。約25,000円だ。安全な水が飲めるようになるのであれば、安い安い!しかも水の状態やフィルタの状態も、iPhoneで確認できるのだ(シャオミスマートホームアプリはiOSにも対応しているため)。

中国のスマートフォンメーカー【シャオミ(小米、xiaomi)】は最近IoTによるスマートホーム業界にも進出し、【スマート電球】や【空気洗浄機(バルミューだのをパクったと話題になったが、エンジニア引き抜いただけなんでは。。)】などをリリースしてきた。最近は【Ninebot(九号平衡車)】という2輪コミューター(スクーター)をリリースし話題になっている(現在超品薄。買えるようになったら買う予定)。他にも、シャオミの【電源タップ】が日本の2015年度グッドデザイン賞を受賞しているのはご存じだろうか。そんなシャオミが、【...
激安!シャオミの【水質TDS検査ペン】購入・使用レビュー - 小龍茶館

例の如く、シャオミの公式サイト(正確には公式アプリ)でシャオミ浄水器をポチってから半日以内に到着!!すごい。。ということで開封の儀からどうぞ!!

 

シャオミ浄水器、開封の儀

▼ちゃんと外側の段ボールにもmiの字が。ブランディングしっかりしている。宅配の兄ちゃんもすごく感じのいい人が多い。

▼上蓋を開けると、こんな感じ。右側が説明書、左が蛇口に取り付けるアダプタやアダプタを締め付ける工具が入っている。この工具がめちゃ便利!!

▼発泡スチロールを取り払うとこんな感じ。左側がフィルタ。4つに分かれていて、それぞれ寿命が違う。ちなみに当然ながらこの浄水器はフィルタを売る商売だ。右側が本体。

▼本体の周りを覆っているビニールを剝がし、天蓋を外すとこんな感じでフィルタを挿入する穴や、右下にコントロールパネルが現れる。が、基本はスマホからコントロールするため、特に本体側をいじることはない。

 

シャオミ浄水器、4つのフィルタ

シャオミの浄水器には、以下の4つのフィルタが用意され、セットで使うことで効力を発揮する。電気で管理しているため、1つでも使い切るとエラーが出る仕組みだ。うまいなあ。。ちなみに1は消耗が速いようだ。

  1. コットンフィルタ:大きめの不純物を除去。
  2. 第1段階活性炭フィルタ
  3. 反浸透フィルタ
  4. 最終活性炭フィルタ

 

シャオミ浄水器、組立・取付の儀

そんなにハードウェアに強い自分でもないのだが、簡単に取り付けできた!ということで組立の儀。

▼本体を上から見たところ。左下から左上、そして右上に向かって1から4番まで番号付けされたフィルタを挿入していく。

▼フィルタは円筒の形をしている。そしてわかりやすいように上側にも脇にも番号が書いてあるので、指し間違えることはない。もちろん大きさも違うしポカ避けもされているのだが。。

▼フィルタの下川はこんな感じ。ブタ鼻で2本、恐らく入り口と出口の2つになっているのだろう。

▼基本的には、フィルタを上の取っ手が横向きの方向で挿入していく。するっと入る。

▼まず、一番奥まで入ったところ。この、左向きに数字が横になっていればOKだ。

▼そしてフィルタの取っ手部分を持ちながら、押し込みながら右にひねる感じ。そんなに力はいらない。

▼そして取っ手が縦向きになり、これ以上ひねることができなくなり、フィルタの取っ手以外の再上面がシャオミ洗浄機の面と平行になればOKだ。

▼4つのフィルタが全部装着できたところ。

▼説明書に従って、蛇口にアダプタをつけた後に注入&注出口を取り付ける。うちのは標準的な外ネジ(オスネジ)タイプなので、何の苦労もなく取り付けられた。取り付ける際に工具を使うと、ちょっと固くても問題なく取り付けられる。借家では、もともとついていた濾過器は捨てないようにしたい。

▼本体を電源が入るところに設置。うちの場合は、台所のシンクの横にした。ちょうど電源もあったし。大抵は炊飯器などを置くために電源はあるはずだ。ちなみに思ったよりかなりでかいので、置き場所のスペースがない人は大きさを確認しておいた方がいいかも。また、インターネットが入る無線ルータからあまりに離れているとネットに繋がらないため要注意だ。それもあらかじめ確認して置いた方がいいかと。

さて、フィルタを全部設置した後、最初に電源を入れると、正面のランプがオレンジ色に点滅する。それが正常な状態だ。

▼スマホに、シャオミスマートホームアプリ(xiaomi smarthome、或いは小米智能家庭で検索)を入れて起動する。シャオミの端末だったら元々プレインストールされていると思うが、その他のAndroidやiOSデバイスの場合は、後からインストールする必要がある。私の場合はiPhone 6s Plusで既にこれだけ使っていたので、追加するだけ。右上の+ボタンをタップ。ちゃんと英語もあるので、中国語が読めなくても大丈夫!

▼モデルを選ぶ。シャオミ浄水器はMi Waterpurifierなので真ん中あたりのを選択。

▼Yellow Light Flashing(イエローというよりオレンジだと思うんだが)が実際に点滅していることを確認して、チェックボックスをオンにしてからNextをタップ。

▼スクリーンショットは割愛するが、どのルータに繋ぐかの選択が出るので選び、ルータ接続パスワードを入力すると、以下のようにConnecting..と出る。もしパスワードが間違っていなければ、接続が完了する。最後にシャオミ浄水器の表示名を自分で設定して完了。

▼シャオミ浄水器が追加された!!

 

シャオミ浄水器、実践の儀

設定も終わったので、実際に使ってみよう!

▼まずは上記のシャオミのスマートホームアプリで、シャオミ浄水器を選択する。まだ水を通していないと以下のようなメッセージが現れる。

▼さて、まずはシャオミ浄水器の最初のスタートアップだ。最初は10分間ほど水を通す必要がある。浄水器にはお湯を通してはいけない。38℃以下の水を通すこと。蛇口の右側の【純水】ボタンを押し、最初の1〜2分は機械の中に水が充満するまでは浄水出口からも一滴も水が出ず、本体からぐいーんという結構大きな音が出るが、びびらず待っていること。また蛇口の【純水】の上のLEDインジケータが写真の通りオレンジ色から通常の青に変わるまではやはり5分から10分くらいかかる。それまではずっと水を出し続けよう。

ちなみにこのボタンは電気式になっているので、電気が通っていないと浄水は出ないという仕組みになっている。ソレノイドバルブかなんかを使っているのだろう。徹底しているな。

▼蛇口の右側から浄水が出始め、上記のようにランプが青色になったらもう一度スマートホームアプリを立ち上げてみてみよう。最初に水道水のTDS(水質汚染度)が表示される。200超えてる!ううっ、きっちゃない。。

▼すぐにあれよあれよという間に数字が下がってくる。11まで下がった!これは綺麗だ!

▼下の方から上にスワイプすると、フィルタの状態や残りの使用可能日数や、これまでの浄水器の使用量もチェック可能。フィルタ、最初から99%かー。。まあいいか。

▼ちなみに更に下にスクロールすると、洗浄機の使用履歴までわかる。ほほう。。

▼では、本当に水が綺麗になっているのか?本体のセンサーだけでは不安なので、TDS水質検査ペンで実際に計ってみよう!ちなみにこれが水道から出てきた水をそのままコップに入れて測ったもの。TDSは162だ。もちろん飲用には適さない。一応基準では200以下ではなんとか飲用もできるらしいが、口の中で変な味もするし、これだと煮沸すると湯沸かしポットの中に白い水垢がこびりつくレベルだ。

▼それが、シャオミ浄水器から出てくる水はなんとTDSが10に!実際飲んでみたが、全くの無味となる。外で買ってきた浄水ペットボトルの水と同じだ!

▼ちなみに、シャオミ浄水器のもう1つの方から出てくる濃縮水というのを測ってみたら。。ぎゃー、200超え。。ちなみにこの水も普通に飲用以外に使うことはできるらしい。

 

まとめ:効果覿面!しかも未来志向!

ということで、実際の効果も素晴らしく高性能だし、しかもスマホで遠隔で水質やフィルタの残りもチェック可能というスグレモノであることがわかった。特に遠隔で水質やフィルタ残り期間をチェックできるのは未来を感じるプロダクトだ。

このレベルの浄水器は、他のメーカーのものを買うと4万円を軽く超えるものが多い中、この25,000円程度で提供し、しかもポチってから半日で配送するというすさまじいレベルの製品とサービスを提供するシャオミ。。すごすぎる。

ただ、欠点が2つ。それはちょっとかさばるということ、あとは浄水の出があまりよくないということ。両方とも、高性能なものは仕方がないという気もするが。

新たに浄水器の導入を考えている人は、使わない手はないだろう。日本では電圧や蛇口の形状の問題もあってまだ買えないかもしれないが、いずれデビューするかもしれない。

そして個人的には、これによって設置場所と水質などが小米によって統計がとられた場合、公の発表よりも断然信頼ができる全国水質データ分布図などが作成できるのではないかと思った。小米は統計データを見ながら、水質が悪いところに向けて重点的に効率的に営業をかけることだってできるのだ。

中国製品の品質がどうのこうの、という人は一回シャオミの製品を使ってみて欲しい。

あ、そういえば2輪コミューターも買ったので、今度レビューしてみたいと思う。

 

TDS水質基準について

ちなみに記事中に出ていたTDS水質基準は以下の通りだが、正直相当緩い基準かと思う。うちの水道水は上記の通り平均は160程度だが、実際に口に含んでみるとカルキの味とはまた違う嫌な味がするため、いくら純度が普通といわれてもそのまま飲む気はしないし、上記の通り煮沸すると水垢が出る。具体的には湯沸かしポットを4〜5日掃除しないで使っていると水垢が湧いてくる。

ただ、ミネラルウォーターをTDS水質検査ペンで測ると100以上あったりする。ミネラル分も検出するということになるため、値が高くても全てが不純物とも限らない。詳細は、記事の上の方か、下の方にあるTDS検査ペンのレビューに書いてあるのでご参考になれば。

 

 

シャオミ製品のレビュー記事はこちら

ちなみに当ブログでのこれまでのシャオミ製品の実際購入してのレビュー記事は以下の通り。

中国のスマートフォンメーカー【シャオミ(小米、xiaomi)】は最近IoTによるスマートホーム業界にも進出し、【スマート電球】や【空気洗浄機(バルミューだのをパクったと話題になったが、エンジニア引き抜いただけなんでは。。)】などをリリースしてきた。最近は【Ninebot(九号平衡車)】という2輪コミューター(スクーター)をリリースし話題になっている(現在超品薄。買えるようになったら買う予定)。他にも、シャオミの【電源タップ】が日本の2015年度グッドデザイン賞を受賞しているのはご存じだろうか。そんなシャオミが、【...
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記事は以上。

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