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ARMのアーキテクチャが重大アップデート、来年のiPhone 7sでGPUが飛躍的に性能アップか?

AppleのiOSデバイス、iPhoneやiPadに搭載されているAシリーズのSoC(System-on-a-Chip)はAppleによって自主開発されているが、実際はARMのアーキテクチャを元にしているものであり、AppleがAシリーズのSoCを開発するにあたり、ARMとは切っても切れない関係がある。つまり、ARMのアーキテクチャに何らかのアップデートがあれば、それがAppleのAシリーズのチップ(SoC)に影響するため、メディアは騒ぐというわけだ。

さてそんな中、今年のComputexで、ARMは新しいCPUとGPUのアーキテクチャを発表した。この新しいアーキテクチャは来年の2017年から投入されるという。ということは、来年発売のiPhone(iPhone 7sかiPhone 8)やiPadに搭載されるA11チップ(順当にナンバリングが続けば)では、特に現在はGPUの性能が重視される中、飛躍的なアップデートが期待できるということだ。

GPUのアップデートに主眼を置くと、ARMの発表によれば、GPUユニットのMali-G71は台湾TSMC(台積電)の10nm FinFETプロセス製造技術を採用、ARMの第三世代グラフィックアーキテクチャのBiforstに基づいているという。

1つ前の世代のフラッグシップだったMali-T880と比べ、新しいMali-G71のGPUグラフィック性能は50%アップし、しかも20%省電力だという。ARMによれば、Mali-G71 GPUはVulkan APIをサポートし、将来的にVR(バーチャルリアリティ)やビジュアルゲーム、4K映像などのスマートフォンにおけるグラフィックアプリを存分に動かすことができ、また同時に省電力を実現しバッテリー駆動時間も確保できるようになるという。

半導体メーカーのMediaTekやHuaweiのHiSilicon、Marvellなど7社がARMのライセンスを受けており、既にARMの新しいチップのテストに入っているという。

 

画蛇添足 One more thing…

もし来年発売予定のAppleの2世代後のiPhone、【iPhone 7s】或いは【iPhone 8】にこのARMの新しいGPU【Mali-G71】が搭載されれば、そのグラフィック描画能力は数ランクアップするということになろう。

しかし目下の問題は、iPhoneシリーズが過去数年間用いてきたGPUはImagination社のもので、ARMと関係がないということだ。というわけで、海外メディアではARMはImagination社とiPhoneのAシリーズSoCへの採用を巡って激しい競争を繰り広げるのではないかとみるむきもある。

来年はiPhone誕生10周年。記念すべき10周年目に販売されるiPhoneには、いったいどんな驚くような新機能が搭載されるのだろうか?

しかし日経新聞が報じたように、その10周年のために、今年のiPhoneのメジャーアップデートは見送られ、マイナーチェンジに止まる可能性が高くなってきた。9月の新製品発表スペシャルイベントでは皆ががっかりする光景が目に浮かぶようだ。今から今年のQ4〜来年のQ3のAppleの株価が心配である。

記事は以上。

(記事情報元:The Verge

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