先ほど当ブログで紹介させていただいた中国のApple Watchの価格流出情報。
中国のソースWeiPhoneでは流出元はAppleの内部で働いている人で、その人からのリークだということだったが、実はこの表は海外の内部事情に詳しい人物から漏れたもので、Apple公式からのリークではないことがわかった。
中国のニュースサイトsina.comによれば、実はこれらの表は2月20日にとあるカナダ人が著名なApple関連のニュースサイトMacRumorsのBBSで投稿した彼の作品で、そのカナダ人によればその情報元はあの世界的に著名なApple関連ブログ、Daring Fireballの著者、John Gruberであるという。ということはそれなりに信憑性は高いということになるが。。
もちろん真相は、恐らく日本時間3月10日未明に行われるAppleのスペシャルイベント”Spring Forward.”にて明らかになると思われる。
画蛇添足
今回は中国のニュースサイトに踊らされる形となったが、この価格表には一定の信憑性があるのは確かだ。
ただ、Apple Watchがこんな値段になったら、誰が買うのだろうか。
iPhoneやiPadは、日本やアメリカ、中国などバカ売れしている国ではキャリアの月賦補填制度があるからそれほど負担していないようにごまかして売ることができるが、今回のApple WatchはSIMが刺さるわけではないのでそのような売り方はできず、単体売りするしかないのがネックとなる。
Appleお膝元の米国ではクレジットカードキャッシングで借金地獄になってもまだ買うという文化があるし、新しもの好きで見栄っ張りの中国では高いものほど売れるというのがあるため、もしかしたらこの2国では沢山売れるかもしれないが、円安の影響で非常に価格が高く感じ、そして不景気の中8%の消費税がある日本ではどれほど売れるのだろうか。特に最近お金を使わないといわれている若者向けの製品だけに、日本での売れ行きが懸念される。
日本のApple Storeで売られていて、最近は売られなくなってしまったiPhone6/6 PlusのSIMフリー版があったではないか、という声もあるかもしれないが、これを買っていた人がキャリア版を買った人に比べてどれだけいることか。。買ったのはきっとAppleマニアかSIMフリーマニアか、それか中国人だろう。特に中国人は消費税還付もできるし、販売当初は中国では販売さえされていなかった事情もあるだろう。iPhone6/6 PlusのSIMフリー版とApple Watchとは状況が違うのだ。
もちろんそんな心配をしなくてもAppleのブランドパワーで売ってしまう可能性もあり、、本当に日本人にApple好きが多いのかどうかは、このApple Watchの売れ行きで判断することができるのかもしれない。
記事は以上。