4月15日、Googleのメガネ型ウェアラブルデバイス「Google Glass(グーグル・グラス)」が、
米国に1日だけ販売されたことは4月11日の記事に書いた。
その売値(単価)は1,500米ドル(約15万円)。
確かにこのメガネは売値は高いのだが、
4月15日の1日だけであっという間に用意された分が売り切れてしまったという。
Google Glassは今年半ば或いは今年以内に一般向けに販売されるとしているが、
それは米国国内のみであって、
これではなかなか日本や中国のユーザには手に入りにくい。
しかしそんな中、中国でGoogle Glassが近い内に手に入るかもしれないという情報が、
中国のテクノロジー系のニュースサイトで出回っている。
中国版Twitterとして有名な微博(Weibo)を運営する「Sina.com(新浪科技)」によれば、
内部関係者からのリーク情報として、
中国最大の家電チェーン「蘇寧電器(日本のLAOX、ラオックスの買収で日本でも有名)」が、
今年の5月1日の労働節(勤労感謝の日)の間、
中国でGoogle Glassを販売するという。
それにあわせ、現在既に中国の税関では一部のGoogle Glassが通関が切られており、
まだまだ通関が続いているという。
また蘇寧電器でもGoogle Glassの専用販売コーナーの内装準備が開始されており、
このウェアラブルデバイスの到着を待っているという。
情報によれば、最初のロットは4〜50台のみであり、
欲しい人はすぐに買わないとあっという間になくなってしまうようだ。
この事情を知る内部関係者からは、
証拠としてGoogle Glassの通関申告書の写真が渡されたということだが、
メディアには公開しないでくれという希望があり、未だに公開されていない。
写真からは、輸入者はSuning Nanjing(蘇寧南京)、通関内容はGoogle Glassとなっているという。
(写真を公開しなきゃ本当かわからないじゃないか!という気持ちはさておき。。)
まだ中国では一般ユーザには馴染みが薄く、知名度も低いと思われる「Google Glass」。
もし蘇寧電器がキャンペーンを行ったら、
多くのメディアや一般消費者もその名を知ることになるだろう。
Google Glassがどうしても欲しい人は、
中国の蘇寧電器に来てみるといいかもしれない?
(でも今のところどこの蘇寧電器で販売が行われるかもわからないし、
初ロットが4〜50台では一瞬で売り切れるだろう。。)
記事は以上。