著名なマーケティング機構IHS iSuppliが本日もたらした最新の情報によると、
AppleのiPhoneのディスプレイのサプライヤーの1つ、
Japan Display Inc(以下JDI)が、
現在全力で次世代iPhone(iPhone5S)の生産に入っているという。
元ネタは中国のニュースサイトWeiPhoneの記事(中国語)。
IHS iSuppliのモバイルと新興ディスプレイ技術研究部門の主管、
Vinita Jakhanwal氏によると、
”JDIは現在既にフルピッチでAppleの次世代iPhoneのディスプレイを製造しており、
この新製品のリリースに向けて準備している。
現在JDIの生産ラインは全てiPhone5Sで占められている”
とのことだ。
JDI社は2012年4月に設立した、
Appleのディスプレイサプライヤーの中で最も主要なサプライヤーの1つだ。
JDI社以外のAppleのディスプレイの主要なサプライヤーには、
Sharp(シャープ)とLG Displayがいる。
Jakhanwal氏によると、AppleのiPhone5Sディスプレイの発注は全てこの3社によって分担されていると言い、
それぞれのサプライヤーの受注額の比率は毎月少しずつ違うという。
Jakhanwal氏は更に、
JDIは今後はAppleのために、
iPhone5S用のディスプレイ以外にも、
Retinaディスプレイを搭載すると伝えられている次世代iPad mini(iPad mini2またはiPad mini Retina)用のRetinaディスプレイを供給するとみられているが、
ただ今はともかく全ての生産キャパを次世代iPhoneであるiPhone5Sのディスプレイ製造に注ぎ込んでいるということだ。
次世代iPhoneといわれるiPhone5Sは、
現在のところ2013年9月10日にリリースが発表される可能性が高いとされる。
発売日はその発表の当日か、数日後になるだろう。
またiPhone5Sと同時に、
廉価版iPhoneといわれる、
カラーバリエーションがあるiPhone5Cも同時にリリースが発表されるのではないかといわれている。
記事は以上。