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【速報】TSMCの従業員1人が新型コロナウイルスに感染、TSMCは操業には影響なしと主張

台湾のメディア經濟日報によると、先ほど台湾TSMCによる公式発表で、TSMCの従業員1人が新型コロナウイルスに感染したもようです。既に入院して治療に入っており、TSMCも引き続き状況を注視していくと共に必用な情報を提供する方針とのことです。なお、TSMCは今回のことで特に運営・操業には影響はないことを強調し、関連の詳細情報は政府の公開情報であるともしています。

TSMCは、同社の新型コロナウイルス感染症流行防止委員会がこのスタッフの他人との接触履歴を追跡し、政府の保健部門よりも厳しい基準で確認したところ、これまで約30人と密接に接触したことを確認したと発表しました。

TSMCは検疫の状態を毎日監視し、フォローアップを促進するために必要な支援を提供することを強調しました。当初の日常的な消毒に加えて、オフィスエリアの消毒範囲も今日拡大され、スタッフの作業エリアと公共エリアの消毒が強化されているということです。

TSMCは、新型コロナウイルス感染を防ぐこと、そして従業員の健康の保護を第一の考慮事項としていて、既存の防疫規制に加えて、グループオフィス運用モデルを立ち上げることを決定しました。現在も台湾の従業員は、会議・トレーニングまたは公共の場にいる間は常にマスクを着用が義務づけられ、実行しています。

ただ、このTSMC内部事情に詳しい私の知り合いからの情報では、この新型コロナウイルス感染症の従業員がTSMCのどの工場にいたのかが議論となっていて、新竹工場なのか、台南工場なのかまだはっきりしていないということで、情報が錯綜しているようです。(3/19 追記)台南の工場だったようです。新作を作る工場も台南にあり、人が集中しているようで、集団感染がないかどうか心配です。現在納入業者などは本日から台南の工場に入るかどうか検討しているところとのこと。

なお、TSMCはAppleのiPhoneやiPadなどに搭載されているSoC(メインプロセッサ)のAシリーズチップやその他のモバイル向けチップのほぼ全ての生産委託を受注している工場で、現行最新のiPhone 11シリーズのA13 BIONICチップや今年発売予定のiPhone 12用A14チップ、そして先ほど発表された2020年新型iPad Pro用A12Zチップも全てTSMC製です。他にもファーウェイ(HUAWEI)など多くの世界中の企業のチップもここで製造されています。ここの操業が止まると世界のスマートフォンやパソコン用のチップの供給が止まることになり、ただでさえ新型コロナウイルス感染症によって悪化している世界経済への更なる悪影響をもたらすのは必至です。

記事は以上です。

(記事情報元:經濟日報

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