Appleは昨晩、MacBook Pro 16インチの販売を開始しました。噂は本当でしたね！なお、16インチモデル発売に伴い、Apple公式オンラインストアではMacBook Pro 15インチモデルの販売が終了していますので、15インチが16インチに置き換えられたことになります。
小龍的に気になるスペックと購入アドバイス
個人的に気になったスペックを挙げてみます。
- CPUはMacBook Pro 15インチモデルと変わらず。下位版のCore i7と上位版のi9が選べますが、どうせならi9の更に上位モデルを選んだ方がいいでしょう。
- 最高64GBのメモリが搭載可能です。これは非常に大きい変更です。将来のことを見越しても、少し高いお金を出しても64GBにするべきでしょうね。
- グラフィックカードは進化して、AMD Radeon Pro 5500M（8GB GDDR6メモリ搭載）にアップグレード可能となっています。もうここまで来たらケチらずアップグレードするのが吉でしょうね。
- ストレージは8TBまで増やせますが、正直個人的には最低スペックの1TBでも十分かなと思っています。
- バッテリーの持ちが11時間となっています。これはなかなか長い。
- 本体サイズは15インチモデルより微妙に大きくなっていますが、がっつり並べて比べないとわからないレベルかと。
- 注目は、キーボードにいくつか改変があります。最大の改良はシザー構造キーボードの採用で、これまで故障しやすく無償交換対象だったバタフライキーボードに代わって採用されています。キーストロークが小さく、小さい音で打鍵できるということです。丈夫になれば言うことなしなのですが、今後様子を見るしかないですね。またescキーがTouch Barから独立して物理キーボードとなったこと、カーソルキーの配置が従来モデルと異なって逆T字になって使いやすくなったのもユーザの意見を聞いてのことでしょう（13インチの配置、すごく使いにくいです）。このキーボードは個人的にはもっと早く導入して欲しかったです。
個人的には、CPUがIntelが今後リリース予定のICE LAKEではないのが欠点らしい欠点となります。今後ICE LAKEには来年の春か秋辺りに対応すると思います。そして更に今後はApple独自のARMベースのプロセッサになるかもしれず、私も今年MacBook Pro 13インチに買い替えたばかりなので、MacBook Pro 16インチモデルはもう少し待とうと思っています。
価格的にもそこまで「Pro」じゃないのも魅力
iMac ProやMac Proなどがかなり法外な価格であることを考えると、MacBook Pro 16インチは思ったより価格が高くなっていないのもいいですね。やはりノートブックはMacの入り口的な位置づけなのでしょう。CTOでSSD 1TB以外を全て最高スペックにしても、409,800円（税別）なのは大きいです。現在持っているMacBook Pro 13インチ Ultimateモデルが30万ちょっとと考えると、10万円ほど足して16インチ Ultimateモデルが買えるとなっていたら。。私も当時かなり悩んでいたかもしれません。
個人的にはMacBook Pro 13インチにシザースイッチ機構キーボードが導入され、Appleでの修理でバタフライキーボードと交換できるようになったらいいなあと思うのですが。。
しかし今年頭にCPUがリニューアルされたMacBook Pro 15インチを買った人はババを引いた気持ちでしょうね。。ご愁傷様です。なお、15インチモデルはバッテリーの問題で空港の安全検査を通らない問題がありましたが、16インチも止められてしまったりするのかは不明です。
記事は以上です。
（記事情報元：Apple）