AppleがiPhone XSシリーズのマーケティング(広告)に使っている画像で、故意に正面の”ノッチ”と呼ばれる受話スピーカーやFace IDに用いられる3Dセンサーなどが並んでいる画像が表示されない部分を隠していると指摘されています。カリフォルニア州北部でAppleを相手取って集団訴訟を起こされ、原告の1人、コートニー・デイビス(Courtney Davis)さん(女性)はiPhone XSを”ノッチ”があることを電話で予約したときに知らなかったとしています。
訴状はこちらで読めますが、55ページもある英語のドキュメントとなっています。
確かに、今年9月の発表イベントで使われている画像や、その他で使われている壁紙は”ノッチ”部分が黒い背景になるようになっていて、故意に”ノッチ”を見えなくしているようなデザインになっていることは否めません。
“ノッチ”は昨年モデルのiPhone Xから始まり、サムスン(SAMSUNG)によっても、iPhoneをディスる広告で使われたりしていました。
訴状では更に、広告に使われている細かいピクセル数表示について、”偽ピクセル”が計算に入っていること、またiPhone XやiPhone XS/XS Plusシリーズの解像度は四捨五入されていて、角が丸い外の部分の表示されないピクセルも計算に入っているため広告は偽りだと指摘されています。他にも、なんだかいちゃもんのようなことがいくつも指摘されています。
例えば、Appleの公式サイトではデザインとディスプレイの宣伝文句に、”Its all screen.(これが全画面です)”と表示されているにもかかわらず、”ノッチ”があることや。。
以下のように普段アプリなどで使用する場合、上のナビゲーションバーや下のスワイプバーを除いた真ん中の”Safe Area”しか実際の表示に使われないと指摘されたりしています。
ただ、これらの細かいことでiPhoneを買って騙されたと思う人が他にいるかどうかは別のような気がします。いずれにせよ何でもかんでも訴える口実にしてしまうアメリカ人にはちょっと閉口します。。Appleも巨大になったので、お金をぶんどりたがる連中が出てきて大変ですよね。
Appleはこの件について何らコメントを発表していません。
記事は以上です。
(記事情報元:Business Insider via 9to5Mac)
記事とは直接関係ないですが、昨日は私の誕生日で外出などが多かった関係で、更新ができず申し訳ございませんでした。引き続きブログ更新頑張りますので引き続きどうぞよろしくお願いいたします。