先月の8月5日にリリースされたばかりの、最新iMac 27インチ 2020モデル。しかしこの機種のCTO（カスタマイズ）モデルの画面に線が入る不具合がネット上で報告されています。
報告された不具合の動画は以下の通り。非常に短いですが、縦にくっきり白い線が入っているのがわかります。
▼動画から抜き出した画像はこちら。Twitterの画面内の画像の黒いところに、くっきり縦に白い線が入っているのが見えますね。
そして、不具合の報告をしている人はCTOオプションで選択可能な最高峰のGPU、AMD Radeon 5700 XTを搭載しているモデルを使用している、ということで、どうやらこのAMD Radeon 5700 XT関連のドライバーなどのソフトウェアに不具合がある可能性があります。ソフトウェアアップデートによる修正がなされるようでしたら、Appleには早めに行ってほしいものです。そしてハードウェアの不具合でないことを祈っています。
ちなみに、私のMacBook Pro 16インチ 2019 Ultimateモデルの、年初に買ったときにはCTO最高峰で選べたGPUのAMD Radeon Pro 5500M メモリ8MBでも、以下のような問題が発生したことがあります。線が入っているどころか、一切まともに使えず、阿鼻叫喚の世界でした。。今年5月14日に記事にしています。
これに比べれば線が入るだけなら使えるだけまだマシじゃん！と個人的には思いますが、ともかく5万円（税別）もかけてアップグレードした最高峰のGPUで不具合が発生したらやはりがっかりしますよね。
私の場合はAppleの公式サイトからジーニアスに連絡したところ、いわゆる昔からMacの不具合を直す魔法の方法、PRAMクリア（今はNVRAMクリアといいます）をやってくださいとジーニアスに言われ、実行した後は同じ問題は起こっていません（時々Sidecarでサブディスプレイとして使っているiPad Pro 10.5インチの表示に乱れがあるくらいです）。
もし同じモデルをお持ちで、この問題が発生したら、まずはPRAMクリアをしてみることをお勧めします。一旦電源を切り、再度電源を入れてからすぐにOption+Command+P+Rを同時押ししながらずっとそのままにしておきます。T2チップ搭載機なので、2回目にAppleロゴが現れて、そして消えたらキーを放してもOKです。
ただ、何か不具合が発生したらともかくまずはAppleのサポート（ジーニアス）に連絡することをお勧めします。iMacは持ち込むのは大変なので、サイトからチャットで写真などの証拠をもとに話をするのがよいでしょうね。
記事は以上です。
（記事情報元：9to5Mac）