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ABTC(APEC Busuiness Travel Card)のバーチャルABTC(VABTC)への切替申請方法

お久しぶりです、小龍です。SNSの軸足を完全にTwitter(X)に移してしまったため、ブログの方の更新が滞っております。。最近は東南アジアの方にもよくでかけています。

そんな中、本日、以前から申請していたABTC(APEC Busuiness Travel Card)が届きました。ABTCとは、アジア太平洋地域の19の国や地域に、ビザなしで、しかも外交官レーンを通って入境できるカードで、主に貿易などの仕事をしている人が申請することができます。私はフルで申請完了しました。有効期限は5年で、切れたらまた申請しなくてはいけませんし、パスポートを変えたらまた申請し直しという面倒くささはありますが、それらの地域に行くときには非常に便利です。日本人は殆どノービザで行けますが、空港で並ばなくても外交官レーンを通れるのは本当に便利です。特にタイやベトナムなど並ぶ国では非常に有効です。また一回で90日いられますし、繰り返し入境できますので、ノービザでいられる期間でいられるよりも長くいたい場合にも有効です。

申請の依頼をしたのが去年(2023年)12月末くらい、そして申請が2月くらいから開始だったので、約3ヶ月くらいで取れたことになります。9ヶ月かかると書いている代行業者もあれば、3年待ったという人もいるくらいなので、最近は動きが早いようですね。一時期カードの原材料(半導体?)不足でカード発行が滞っていた時期があったのが嘘のようです。

ただ、現在はバーチャルABTC(VABTC)の申請も可能になっていて、私が申請した頃はちょうど過渡期で、バーチャル申請がまだできなかったようです。バーチャルABTCですとアプリを使って見せるだけで入境可能になり、切り換え時点でプラスチックカードは無効となります(VABTCになると番号そのものが変わるため、物理プラスチックカードの方が無効になる仕組み)。カードレスになるのでありがたいですよね。もちろん、スマホの電源確保が重要となりますが(スマホの電源が入らないと見せられないので入境できない)。。ただロシアが対応していないのでロシアに入れなくなります。ロシアに行きたい人はプラスチックカードをそのまま所有していた方がいいでしょう。私はロシアに行く用事も予定もないのと、日本にカードを取りに行くのもかったるいので、バーチャルABTC(VABTC)の切替申請をすることにしました。

というわけで、日本で申請した人に限りますが、バーチャルABTC(VABTC)への切り換え申請方法をご紹介します。

  1. 外務省のABTCのページにアクセスし、【各種手続】をクリックします。

    Screenshot

  2. 現在ABTCをお持ちの方>【VABTCへの切替】をクリックします。
  3. 01 申請開始で、【ABTCオンライン申請受付フォームへアクセス】をクリックします。
  4. APEC・ビジネス・トラベル・カード(ABTC)オンライン申請受付フォームにメールアドレスを記入し、【送信】をクリックします。
  5. 外務省経済局アジア太平洋経済協力室ABTC班より『【外務省】ABTCオンライン申請フォームのご案内』というメールが来るので、そのメール内の【バーチャルABTCへの切替申請フォーム】をクリックし、その下に書いてあるユーザ名とパスワードを入力します。
  6. フォームが現れるので、上の方のチェックボックスにチェックを入れた後、必要事項を記入し、パスポートとABTCカードの写真を添付して、【確認画面へ】をクリックします。
  7. 確認画面で内容を確認し、送信します。
  8. メールで『【外務省】バーチャルABTCへの切替申請受付完了』という題名のメールが来れば完了です。受付番号も発行されるので、問い合わせの時はこの番号で問い合わせましょう。
  9. 1週間程度でバーチャルABTCへの切替が完了するので、あとはApple iOSかAndroid版のABTCアプリをダウンロードし、メールで届いた情報を記入すれば利用可能となります。

というわけで私自身もまだバーチャルABTCへの切替が済んでいないのですが、済んだら早速使用したいと考えています。今のところ、6月中旬になぜかファンキー末吉とタイに行く予定があるので、そこがデビューとなりそうです。とりあえずバーチャルABTCへの切替が完了したらまた記事にしますね。

記事は以上です。

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