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Appleのティム・クックCEO、明日MITの卒業式典でスピーチを行う予定

2017年6月は、Appleのティム・クックCEOにとっては特に忙しい月になりそうです。今週現地時間5日(日本時間6日)に行われたWWDC(世界開発者会議)の基調講演での演説の後、6月19日にはトランプ大統領の娘婿、ジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)が主催するホワイトハウスで行われるテック業界のトップが集まる会「ホワイトハウス・サミット」に参加する予定だとのこと。そこでは他にも多くのシリコンバレーのテック業界の大人物が集まる予定で、クックCEOはそういった人物との交流をすることになります。

そして、ティム・クックCEOは明日、MIT(マサチューセッツ工科大学)での卒業式典に参加しスピーチを行う予定です。それに先立ち、MITでの学生や教師との交流について、Twitterに投稿しています。

クックCEOは、MITの学生や教師達が、世界で最大のチャレンジに対して新しいやり方を見つけていることに非常に感銘を受けたと示していますが、それ以外の情報については明かされていません。ただ、この2枚の写真を見れば、MITの中にもApple製品が入り込んでいることが暗示されているのが簡単に見て取れるでしょう。

上のツイートでは触れられていませんが、明日の卒業式典での演説については、実は去年12月末に既にティム・クックCEO自身によって外部に伝えられています。クックCEOは当時、「Apple社はテクノロジーと人文学の交差点にあります。私たちはチームの中に多くの優秀なMITの卒業生を迎えられることを光栄に思います」と発表しています。

Apple幹部による大学卒業式のスピーチといえば、例えばクックCEOが2015年にジョージ・ワシントン大学での卒業式でスピーチをしています。また、2005年にはAppleの共同創業者であるスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)前CEOによる、あの”Stay Hungry, Stay Foolish.”で有名なスタンフォード大学の卒業式でのスピーチがありました。またクックCEOは、自身の母校であるオーバーン大学でもスピーチをしていますが、それは1998年にAppleでSVP(シニア・ヴァイス・プレジデント、上級副社長)に就任して間もない頃のことでした。

しかしスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなどの偉大な創業者は大学中退者で、ドロップアウト組だったことが知られています。それに比べれば、COO上がりのティム・クックCEOはやはり非常に優等生な感じです。もちろん大変立派な方ではあると思うのですが、ジョブズと比較するとその辺がなんだかつまらなく感じるのかもしれませんね。。

記事は以上です。

(記事情報元:Apple Insider

 

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