Appleは今年発売予定の次世代iPhoneやiPadにも、去年発売された現行最新最高峰の【iPhone X】と同様、3D顔認証システムの「Face ID」を搭載する予定のようです。そしてその顔認証用3Dセンサーユニットメーカーとして、現行のiPhone Xの同部品メーカーであるLG Innotekの製品が引き続き採用されることになりそうだ、と韓国のサイトThe Investorが伝えています。
3DセンサーモジュールはLG Innotekによって組み立てられます。そこにはiPhone XのFace IDやAnimojiなどの新機能を可能にする新しいTrueDepthカメラシステムのキーとなる部品である、投光イルミネーターとドットプロジェクターも含まれます。
この投資金によって、KGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuo(郭明錤)氏が予測している、Appleは今年新型iPhone Xと、更に大きいサイズのiPhone X Plus、そしてミドルレンジのiPhoneの全てにFace IDを搭載するという計画が可能になるかもしれません。
また、Bloomberg NewsのMark Gurman氏によれば、Appleは今年、最低でも1種類のFace IDを搭載したiPad Proをリリースする予定とのことです。
Appleは昨年のiPhone Xで、発売当初はサプライヤーによる3Dセンサーカメラモジュールの供給不足による製品全体の品切れを起こした経験から、更に投資をすることで生産キャパを確保し、上記の次世代iPhone X(iPhone X2?)とiPhone X Plus、そしてiPad Proの製品の供給が間に合うようにしたいと考えている可能性があります。
個人的にはTouch IDモデルも残して欲しいところですが。。ホームボタンもせっかくiPhone 7シリーズからTaptic Engineによって物理ボタンの問題がなくなって、ほぼ完璧な完成形に近づいていただけに、なくすのは少々もったいない感じがします。画面の中にTouch IDを埋め込むということも、今年か来年からは可能になりそうですが。。AppleはFace IDに傾倒していくのでしょうか。
記事は以上です。
(記事情報元:The Investor via MacRumors)