サイトアイコン 小龍茶館

1枚の写真で一目瞭然!SAMSUNGとAppleのデザインレベルの違い

当ブログはApple製品の話題を圧倒的に多く取り上げているが、最近スマートフォン業界でAppleの的とされていた韓国のSAMSUNG(サムスン)が急激に失速している。

その原因は様々なものがあるといわれている。
OSだろうか?独自UIだろうか?もちろんそれらも原因かもしれない。

しかしとある人は、その一端として“SAMSUNGの製品デザインがダメ”なのが原因という。
私はそれに激しく同意したい。ただ、”SAMSUNGはAppleのコピーだ”という人もいるが、私は何となくそれだけじゃないような気がしていた。

では、なぜSAMSUNGのデザインがダメなのだろうか?

それを如実に証明する、1枚の画像をご覧いただこう。
Appleのデザインとの違いが一目瞭然だ。

■上がApple iPhone 6、下がSAMSUNG Galaxy S6。

おわかりだろうか。下のSAMSUNG Galaxy S6は、本体の中心線が一番上として、イヤホン、充電コネクタ、マイク、スピーカーの4つの中心線が全部下側にずれているのである。しかもずれ方も一貫していない。まるで酔っ払いがデザインしたような感じを受けてしまう。

中心線や基準を合わせることは工業デザインの基本の”き”のようなもので、SAMSUNGはそれさえも成し遂げていない。企業としての工業デザインへの重視度合いの軽さ、こだわりのなさがわかるというものだろう。サプライヤーとしてもこんなに中心線が合っていない製品を作るのは逆に骨が折れるのではないだろうか。。

もちろん中心線をずらすことで意外性を狙うデザインもあるだろうが、SAMSUNGのデザインはわざとずらしたというレベルのものではないと思われる。

■もう1つ、こんな画像もある。やはり同じくSAMSUNG Galaxy S6の上側だ。Qualcomm®4Gのシールがずれているのが余計デザインを破綻させている。貼り方の指導もしないのだろうか。

こんなことはとても小さいこと、細かいことのように見えるかもしれないが、一事が万事。
ようは、SAMSUNG全体にモノを設計する基準や理念が恐らくないのだろう。

そこそこの製品をお客が求めやすい価格でゴリ押し営業で売ることで、一時的にブームに乗って売れるかもしれないが、普遍的な製品価値やブランド価値を作るには、やはり企業として一貫した基準と理念が必要なのはこれまでも歴史が証明している。

モノを大事にしない会社は、いずれ自分も大事にされなくなる

SAMSUNGの製品にはそれが欠落していることが、同社の凋落の凋落の本当の原因なのかもしれない。

記事は以上。

(記事情報元:Cult of Android

モバイルバージョンを終了