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Appleの市場価値が一晩で5兆8900億円も激増!クックCEOはApple Watchが手放せないらしい

Appleの財務レポート、空前の数字を記録!

Appleの2015年度(財務年度)Q1(2014年9月〜12月)の財務レポートが公開され、2015Q1の純利益は180億米ドル(約2兆1,215億円)となり、iPhoneの販売台数は7,460万台Macは552万台四半期の純利益はまたも新記録を樹立した。
当然ながら、Appleの市場価値もそれにつれてうなぎ登りとなっている。

Appleの市場価値は一日で約5兆8,900億円も激増!

報道によれば、Appleの株価は2015年度Q1の財務報告会議終了後8%も上昇し、市場価値は7,000億米ドル(約82兆4,949億円)近くにもなっている。当日の時間外取引で、Appleの市場価値は6,400億ドルから6,890億ドルに増加し、つまり一晩で約500億ドル(約5兆8,900億円)も爆発的に増加したことになる。多くのウォールストリートのアナリストたちは、Apple(AAPL)株を”最も保有価値が高い株の一つ”と評価している。

Appleの前代未聞のクレイジーな数字は中国市場のおかげ

Appleが前四半期に記録した正に”クレイジー”なデータは、中国市場の成長と切っても切り離せない。

AppleのCEOティム・クック(Tim Cook)が明らかにした数字の中で、前四半期のAppleの中国市場での収入は161億米ドル(約1兆8,970億円)となり、これは同社のEU全体の収入(172億米ドル、約2兆267億円)に匹敵する。また当ブログでも以前お伝えした通り、以前の統計ではiPhoneの中国地区での出荷量は、米国のそれを超えたとされている。

“消費者の新しいiPhoneへの需要は驚くべきものだった”とクックは昨日の財務会議上で誇らしげに語った。この言葉の背景には、上記の前四半期のiPhoneの販売台数7,460万台という数字があるのは間違いない。

Appleの次の一手は言うまでもなく”Apple Watch”

では、Appleの次の一手は?テック系メディアとウォールストリートのアナリストの眼は、これからリリースされる予定のApple Watchに移っている。

クックCEO自身による財務報告会議場での発表によれば、Apple Watchは今年4月に出荷開始されるという。

昨日の財務報告会議では、クックCEOはApple Watchの宣伝を忘れなかった。彼はApple Watchついて語る時に、「このデバイスは既に私の日常生活の必需品の一つとなっている」とし、「私は毎日Apple Watchを使っていて、もう手放すことができない。もうこれがない生活がどんなものか、想像することも出来ない」と自画自賛したのだ。

今年のAppleにとって、次世代iPhone(iPhone6sかiPhone7)の前に、Apple Watchがスター製品となるのは疑いようがないだろう。

以前の報道によれば、4月のApple Watchのリリース前にAppleによって製品発表イベントが開かれ(2月24日と言われている)、そこで再度詳細についての説明と更なる宣伝が行われるものとみられている。

画蛇添足

以下は完全に私個人の見解。

ここまで素晴らしい成績を残しているAppleだが、それが現在の製品やこれからリリースされる製品が最高のものであるという証明にはならない。iOS8とOS X Yosemiteのどうしようもないユーザ体験、iPhone6やApple Watchのショボいデザインをみればそれは明らかだろう。特にiPhone6に関しては、エコシステムに取り込まれているため他に選択肢がないから選んだというのが消費者の一般的な感覚ではないか。

現在のAppleはジョブズの作った消費者のブランド忠誠度の延長線上にあるといっていい。Apple Watchはそれを打開することができるだろうか?私はApple Watchがそこまでイノベーティブな製品にはどうしても見えないのだが。。

記事は以上。

(出典元:iPhone中文網WeiPhone

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