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ますます規制が強化される中国のネット。当ブログオススメの切り札”12VPN”の傾向と対策とは

先日当ブログ記事にてお伝えした、Gmailが中国にブロックされたことは、日本の大手メディアでもニュースになったのでご存じの方も多いかもしれない。

しかしそんなふうに中国でブロックされても、当ブログでイチオシで紹介している、中国ネット規制回避の切り札、12VPNを使えばGmailを中国で問題なく使うことができる。

その12VPNより最近の中国ネット規制の動き、及び12VPNへの影響について、また最新のVPNの使い方に関するアドバイスがてんこ盛りのメールが来たのでご紹介したい。英語なのでわからない方がいらっしゃる方が多いかと思うのと、多少意訳と肉付けをしている。

最新情報

中国が最後にグレート・ファイアウォール(以下GFW)に大きな変更を加えたのは2012年12月だった。その時は、DPIの設置によって、OpenVPN方式が識別されブロックされ、そしてなぜか奇妙なことにPPTPのブロックを解除した。

ということで、その時期から他の多くのVPNサービス業者と同様、12VPNはOpenVPNを識別不能とし、またDPI-Workaround(過去のI’m in China)、そしてStealthVPNオプションを他のVPNプロトコルに追加した。

中国は先週いくつか12VPNのサーバをブロックした。幸いなことに、12VPNはサーバを分散させており、1つのサーバがブロックされても影響が少ないように設計されている。

12VPNの何がブロックされたのか?

12VPNのシンガポール(Singapore)クラスタのうち、半分以上のサーバがブロックされた。またフランクフルト(Frankfurt)とフリーモント(Fremont)のサーバは1つの大きなサーバしか使っていないため、全体のサーバがブロックされた。今のところ、他のサーバは一切ブロックされていない。

なぜ中国は12VPNの一部のサーバをブロックするのか?

ブロックされたサーバは最新のものでもなく、また最古のものでもなく、またアクセスが集中しているサーバでもない。またどのほかのサーバとの関連性もない。

恐らくこれらのサーバが塞がれたのはVPNサーバとして使われているということではなく、単に何らかの中国にとっては”違法な”コンテンツが投稿されていたからと思われる。

今のところなぜ上記のサーバがブロックされたのか、本当の原因はわかっていないが、この状況について12VPNは注意深く観察していく。

12VPNはこれについてどんな作業をしたか

シンガポールクラスタについては完全に入れ替えを行った。新しいクラスタは完全に中国でも使用可能。12VPNと契約している人は、あなたがお使いになれるサーバは12VPN公式サイトのYour Serversページから見ることができる。

フランクフルトとフリーモントサーバは、小さいサーバによって構成されたクラスタに置き換えを行っているところ。フランクフルトサーバは今週末までに完了し、いくつかのサーバは既にオンラインとなっている。フリーモントは新しいIPアドレスがプロバイダからの支給を待っているところ。すぐに支給されるものと思われる。

なお、Mac OS用の専用接続アプリのVPNGUIにあったHiddenVPNサービスの提供を終了した。このサービスはGFWのターゲットとなっているTORプロジェクトによって使われたため。

ユーザは何をすればいいの?

ユーザは、特に影響がなければ何もしなくてよい。
以下にいくつかアドバイスを。

もしあなたがFirefoxを使っているのであれば、12VPNのAuto-Proxyサービスを、もしGoogle Chromeを使っているのであれば、Chromeの拡張機能のAuto-Proxy Serviceの使用をおすすめする。これらはVPNではないサービスで通常のインターネットトラフィックの中に紛れ込ませることができるため、レーダーにひっかかりにくい。

もしあなたがPPTPプロトコルを使っているのであれば、他の方式に切り替えることをおすすめする。PPTPはスプーフィングされやすく(あなたにとってリスクが高い)、そして識別されやすい(12VPN運営側にとってリスクが高い)。12VPNでは、将来的にPPTPサポートは打ち切る予定。

ロサンゼルス2(Los Angeles 2)の置き換え

12VPNのロサンゼルス2サーバは複数サーバによるクラスタに置き換えられた。ロサンゼルス2サーバはブロックされたわけではないが、マシンが古くなっていて、ハードディスクが劣化しているというサインが出ていたからだ。

この新しいロサンゼルス2は、ここ数日で全てが反映される予定。

上海で12VPNを使っている人におすすめ、中国電信のVIPプラン

12VPNを使用しているユーザから、彼のVPNスピードが、12VPNがおすすめしている中国電信(China Telecom)のVIPプランに切り替えたところ、0.5Mbpsから20〜80Mbpsに上昇したとの報告があった。多くの上海ユーザから同様の喜びの声が上がっている。

もし長期的に上海に居住する予定があれば、ぜひ中国電信(China Telecom)のVIPプラン”国际精品网”に加入することをおすすめする。
ちなみにこのVIPプランはいつもの料金に毎月100RMB(約2,000円)または200RMB(約4,000円)を追加で払うだけだ(記事更新時点で中国電信は上海以外の都市では同様のサービスを提供していない)。
ちょっと高いが、快適なネット環境が欲しい人は背に腹は代えられないだろう。
※もちろん、VIPプランを使うだけではダメで、それにVPNを併せて使うことで真価を発揮する。

対策も完璧、ますます便利になる12VPN

そんなわけで、複数サーバによるクラスタ構成やプロトコルの追加など、きちんと中国のGFWの傾向と対策を行っていて、ますます安定して繋がる12VPN。今でも圧倒的にオススメだ。
12VPNは当ブログ専用の30%オフクーポンがあるので、ぜひご利用いただきたい。
12VPNの導入で、中国でアクセス制限されていたサイトも、まるで日本にいた時のような快適さで見ることができる。

ぜひご検討を。

記事は以上。

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