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下り150Mbps!iPhone6に採用されるベースバンドチップセットの確定情報

ここ数日Apple(アップル)の次世代iPhone「iPhone6」の部品リークが続いているが、さすがに殆ど出尽くした感じで、これからはスペックのリークということになりそうだ。

iPhone6のベースバンドチップセットはクアルコムのMDM9625シリーズ

そして先ほど、中国のAppleサードパーティ修理屋のGeekBarの情報によると、iPhone6に採用されるのはQualcomm(クアルコム)の第三世代ベースバンドプロセッサMDM9625シリーズチップセットとなるもようだ。また電源管理ICとしてPM8019もセットで装備されるという。

MDM9625シリーズの下り速度は150Mbps!現状の全てのネットワーク方式をサポート

このチップセット「MDM9625」はFDD-LTEとTDD-LTE UE Category 4のモバイルブロードバンド基準をサポートし、パケットのダウンロード速度は150Mbpsにも達する。基本的に現在市場にある全てのネットワーク方式をサポートし、チップセットは28nmプロセスによって製造されているという。

全てのネットワーク方式をサポートしていても、国別モデルで制限も

ただ、上記の通りいくらベースバンドチップセットが全てのネットワーク方式をサポートしていたとしても、これまでのAppleのiPhoneは国や地域別で制限がかけられており、iPhone6もその路線が引き継がれると思われる。
これは恐らく、その国のネットワーク認証を取得するための措置ではないかと思われるが。。ユーザとしては不便この上ないので、本来は全ての機能を活かせるように開放して欲しいものだ。

iPhone5やiPhone5sのベースバンドの欠陥の修正なるか?

iPhone5とiPhone5sに採用された同じくQualcomm製のMDM9615チップセットは、ユーザによってはパケット通信(3GやLTE通信)を長い間行うとチップセットの温度が上がりすぎチップの故障を引き起こすという欠陥を抱えていた。

ベースバンドが故障すると「検索中…」の表示がずっと続くようになり、iPhoneの設定>一般>情報のベースバンド(モデムファームウェア)のところが空白になってしまう。またそうなってしまった後にiTunesでOSの復元やアップデートをしようとすると、エラー1、エラー3、エラー1669などになってしまって復元やアップデートができないという現象があった。

この問題について、今回採用される予定のベースバンドMDM9625で改良されることが望まれるのだが、改良されているかどうかはまだ不明だ。

記事は以上。

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