Apple(アップル)の前任の小売担当上級副社長だったJohn Browettは近年最も評判の悪い同社の幹部の一人だった。
John Browettはその小売担当上級副社長の地位に1年も留まれなかったことは、
彼自身がその仕事に向いていなかったことを表しており、
同社CEOのTim Cook(ティム・クック)はBrowettが就任してから9ヶ月で彼を追い出している。
Browettが解雇された後、Appleはその地位にあたる人を長く探していたが、
最終的に同社が選んだのはBURBERRY(バーバリー)の前CEOであった、
Angela Ahrendts(アンジェラ・アーレンツ)だった。
アーレンツは今月正式にAppleの幹部に加わり、
そのプロフィールが同社の公式サイトにも掲載されている。
そして早くもアーレンツはApple公式の小売店、
Apple Storeの従業員からの評判が上々のようだ。
海外メディアの情報によると、
アーレンツが就任した後、
既に多くのサンフランシスコのApple Storeを訪問したが、
その時彼女と話した店員達が、
アーレンツは非常にまっすぐで正直、
そして情熱と激情を持った人だと口々に彼女のことを褒めちぎっているという。
更に店員達はアーレンツを「Appleそのものだ」という褒め方もしている。
彼らは新たに就任したアーレンツの仕事のやり方が非常にAppleに適していると感じたようだ。
アーレンツはApple Storeの店員との会話で、
実はAppleに入る前に既に同社の影響を非常に強く受けていたことを明かしたという。
特に、前CEOのSteve Jobs(スティーブ・ジョブズ)の影響が大きいという。
またアーレンツはBURBERRYの小売業での成功は、
Appleからインスパイアされたものが大きいとも話していたそうだ。
その辺りがAppleの理念や精神と合致していて、
Apple Storeの店員に彼女を「Appleそのもの」と言わしめたのだろうか。
まずはつかみはOK!というところか。
これからBURBERRYの前CEOとして、
その手腕をいかんなくAppleにて発揮して欲しいものだ。
記事は以上。