今年2019年の秋にリリースされると思われる次世代iPhone XR(iPhjone XEという名前も示唆されています)は、最近のリーク情報でもよく出てくる次世代iPhone XS(iPhone 11とも呼ばれる)と非常によく似たカメラの出っ張り部分”カメラバンプ”を持つという情報が出てきました。
この情報は、著名なリーカーOnLeaksの別名Steve H. McFlyからリークされたものです。OnLeaksはしばしば未発表の製品の正確なリークを出すことで有名で、昨年に彼からリークされた現在最新のiPad Proのデザインコンセプト画像は非常に正確なものでした。
OnLeaksは、Pricebaba と提携し、CAD図面に基づいたデバイスのレンダリング画像をTwitterで公開しています。
And this is the upcoming #iPhoneXR successor! As usual, 360° video + gorgeous 5K renders + dimensions, on behalf of my Friends over @Pricebaba -> https://t.co/M8q60b3rar pic.twitter.com/ZDNus7KLfQ
— Steve H.McFly (@OnLeaks) May 8, 2019
最近のリークによりiPhone XIとiPhone XI Maxのデザインは既に公開していますが、今度は信頼性の高いOnLeaksとの提携により、独占レンダリング画像とiPhone XR後継機の360度視角の動画をお届けします。
iPhone XRのデザインは昨年とほぼ変わらず、リークされたiPhone XIとXI Maxの画像で既に目にした驚くべき新しい特徴が同様に備えられています。iPhone XRのガラス製背面パネルには、カメラ用の大きな正方形の隆起(カメラバンプ)があります。ただし、この場合は、モジュール内に2台のカメラ(iPhone XI / XI Maxでは3台)しかありません。カメラは垂直に配置され、LEDが右側に配置されます。
ただし、デバイスの前面に変更はない、と報告されています。
Appleは正面の大きなディスプレイ上部の”ノッチ”にもこだわっていて、そこには従来通りFace IDモジュールコンポーネントが収納されることになるでしょう。OnLeaksによると、iPhone XR 2019のディスプレイのサイズは6.1インチで昨年と同じなので、2019年モデルも1,792 x 828ピクセルの解像度を持つ同一のLCDパネルを持つことが予測されます。
これにより、iPhone XR後継機の背面の見た目は以前公開されたiPhone 11のレンダリング画像と似たような外観になります。このことはOnLeaksによって最初に示唆されました。それについて、日本のMacお宝鑑定団Blogはそサプライチェーンのソースから確証を得たとしています。レンダリングは、正方形のバンプの内側に三角形の配置で、デュアルカメラは縦に、そしてLEDフラッシュが右側の真ん中に配置されていることが確認できます。
以下がiPhone XR後継機のものとされるレンダリング画像と動画です。
現行モデルのiPhone XRは、Appleのお膝元のアメリカ市場では大きな成功を収めているようです。マーケティングリサーチ会社のマーケットインテリジェンス(CIRP)が、そのアメリカでの支配的な地位について指摘(PDF)しているほどです。最新のデザインと主力製品のiPhone XSと同等の処理性能、その上はるかに手頃な価格という組み合わせが、ユーザにアップグレードを促進させているという分析のようですが、私はあのベゼルの大きさやカメラの性能の悪さ(のっぺりした写真になってしまうこと)から、やはり手を出そうとは思いません。
しかし今年のiPhoneはまだ3レンズ2レンズと騒いでいるようですが、ファーウェイ(HUAWEI)はP30 Proで既にクアッドレンズカメラ(4レンズカメラ)を実現しています。少なくともカメラについてはファーウェイに大きく水をあけられてしまったiPhoneは、いったいどのように対抗していくのでしょうか?
記事は以上です。
(記事情報元:9to5Mac)